(令和2年1月22日開催)令和元年度第4回長久手市社会教育委員会

更新日:2021年01月21日

会議詳細
開催日時 令和2年1月22日(水曜日)午前10時から午前11時45分まで
開催場所 長久手市役所西庁舎2階 第7・8会議室
出席者氏名(敬称略)

委員

  • 岩田猛
  • 松田眞由美
  • 鵜飼洋一
  • 川岸克枝
  • 與語美津子
  • 田端香代子
  • 若原義弘

事務局

  • くらし文化部長
  • 生涯学習課長
  • 同課主幹(スポーツ担当)
  • 同課課長補佐(生涯学習担当)
  • 同課生涯学習係長
  • 同課主事
  • 文化の家事務局長
  • みどりの推進課平成こども塾主幹
欠席者氏名(敬称略)

委員

  • 堀場哲明
  • 中山弘之
審議の概要 審議の概要

議題
(1)令和元年度事業進捗状況について
(2)その他
公開・非公開の別 公開
傍聴者人数 なし
問合先 長久手市役所 くらし文化部 生涯学習課 生涯学習係
電話 0561-56-0627

会議録

議題 (1)令和元年度事業進捗状況について

事務局 (1) ア 生涯学習課生涯学習係について説明

委員 古戦場公園に整備予定の歴史民俗体験施設とは、具体的にどのようなものですか。

事務局 古戦場公園再整備基本計画にも位置づけられた施設であり、子どもたちが、長久手の昔ながらの暮らしや農具の使い方などを見て触って体験できるような施設です。また、農具や生活道具などの民俗資料の展示を行います。

委員 かまどがあって煮炊きができるような施設ですか。

事務局 今後検討していくことになりますが、歴史体験施設では市民の方にも活動していただけるようにしていきたいと考えています。

委員 展示のみの施設では、活気のない施設になってしまいます。たとえば石臼で米を挽くなど、体験活動ができる施設にならないといけません。材料の用意や体験を担う人材が必要となりますが、その点はどのように考えていますか。

事務局 人材の確保が一番大変なところですが、現在、古戦場再整備事業のワークショップを行っており、その中で、体験を担っていただける方も見つけたいと考えています。例としては料理関連の体験などが可能であると考えています。人材の確保とともに、体験内容をふくらませていきたいと思います。

委員 ワークショップの参加者に、長久手出身の方はどれくらいいますか。例えばおこしもの作りを教えるとして、型はあちこちで売られていても、おこしものの作り方までは知らない人が増えていると思います。

事務局 ワークショップ参加者には長久手出身の方もいますが、長久手出身でない人も多いです。

委員 古民家を古戦場公園西側に移築することは当初から決まっていたのでしょうか。それとも最近、何か背景があって決まったのでしょうか。

事務局 古戦場公園の再整備は、およそ6年前から基本構想、基本設計、実施設計といった段階を踏んで進めておりますが、最初の基本構想を策定したときに、ワークショップの形で市民の意見を集めており、そのとき出ていたのが、古戦場公園西側ゾーンに古民家を移築して、歴史体験施設にするという方針でした。

委員 前回の社会教育委員会資料では、古民家について、国の文化財登録を目指し、保存活用をすると謳われていましたが、今回の資料には登録はしないという結論だけが載っており、経緯や背景が全く分かりません。

事務局 古民家を本来の状態で整備し維持管理するには、億単位の費用がかかります。市の財政状況を踏まえ、古民家にそこまでの予算を割けないという判断がなされました。

委員 予算を無くしてしまうと、保存していくべきものが残らない、ということにならないでしょうか。

事務局 該当の古民家について、重要とされるのは鳥居建てという構造であり、その部分は移築後も残していきます。

委員 現状の古民家の大きさでは、体験施設としては狭すぎないでしょうか。

事務局 施設規模については、今後検討していきます。

委員 子どもたちが興味を持って行きたくなる体験施設にしていただきたいです。

委員 閉館中の郷土資料室について、利用者数がカウントされていますが、なぜですか。

事務局 展示室は閉館していますが、管理人は常駐しており、和弓場の利用受付や、史跡めぐり自転車の貸出し、古戦場パンフレットの頒布、トイレの利用などを引き続き行っているためです。

委員 今年の成人式は、とってもよかったです。ぜひ、よかったというところを発信してほしいと思います。

委員 先日の成人式は、非常に静かでした。ステージから遠い2階でも私語が少なかった印象です。また、当日、はがき忘れ対応の受付をお手伝いしましたが、照合用の名簿が例年の生年月日順から五十音順に変わって、見やすかったです。

委員 新成人の受付について、入口前方の受付が非常に混雑し、後方の受付はそこまで混雑しなかったので、偏らないようにできると、もっと良かったと思います。

事務局 今年の実行委員の方も受付への誘導を行っていました。また、事前に各中学校卒業生のLINEで集合時間や注意事項などを連絡していたそうです。

委員 私としては、覇気のない印象で、少し将来が心配な気もしました。

委員 学校開放について、今年度はいまだに利用が0件です。これは事業として成り立っているのでしょうか。このまま事業を継続するのか、それとも利用が増えるようPRしていくのか、どのような方針ですか。

事務局 文化活動で使える場所は限られるので、もっとPRしていきます。

委員 色金・古戦場パンフレットを2000部印刷したとありますが、印刷した後、配布はしたのでしょうか。その点についての記載がありません。

事務局 生涯学習課の窓口・古戦場の郷土資料室・色金山の茶室管理棟に常備しています。

 郷土史研究会による史跡めぐり等でも配布・活用されているパンフレットであり、需要が多いため、このくらいの部数を印刷しないと足りません。

委員 文化の家など他の公共施設にも、少しずつでもパンフレットを置いてもらうとPRになるのではないでしょうか。

委員 色金山では洋服の職員に呈茶してもらいましたが、他施設では、着物の方が呈茶してくださいました。来室された方が非日常を感じられるよう、色金山でも着物で呈茶できないでしょうか。

委員 年一回の色金山茶会や、月一回の月釜茶会では、茶道の先生方が着物でお茶を出しています。それに比較して、普段は色金山で働いている職員の方がお茶をいれてくれます。そちらは気軽に行きやすい感じだと捉えています。

事務局 毎月第2日曜日は文化協会の茶道部が着物で呈茶してくださっているので、そちらをご案内したいと思います。

委員 新しく長久手に来た方、特に市が洞地区の方などには、まだ色金山の茶室を知らない人が多いと感じます。そちらの方へもっと宣伝をして、色金山茶会などをもっと活用していただきたいと思います。

委員 国体実行委員会は、何のための実行委員会ですか。

事務局 実行委員会がアイスホッケー協議会の運営を行います。選手の交通手段の確保や、来場者を誘導するのも実行委員会の役割です。

委員 国体実行委員会は、国体の運営スタッフということですね。

事務局 (1) イ 生涯学習課スポーツ係について説明

委員 小学校の土曜日夜間開放事業は、北小の利用が非常に多くなっています。北小はショートテニスとバドミントンで利用でき、バドミントンは人気だということですが、ショートテニスの利用は少ないですか。

事務局 7割がバドミントン、3割がショートテニスです。利用者は時間で入れ替わり、バドミントンの合間に少しテニスに挑戦するという方もいます。バドミントンは、多いときには1回あたり40人が来ることもあり、15分交代にするなどして利用いただいています。

委員 愛知駅伝の出発式を、寒い中長々とやるのはいかがなものでしょうか。以前よりも長くなっている印象です。風があたって、選手も体が冷えてしまいます。来年は、暖かい屋内での出発式や、選手の決意表明を事前に紙で貼り出す等の工夫をしてはいかがでしょうか。

事務局 極力短くするように、15分程度で行ってはおりますが、今後考慮したいと思います。なお、来年度はモリコロパークがジブリパークの工事に入るため、来年度以降の開催がどうなるかまだ不確定です。

事務局 来年度も開催するようなら、スポーツ協会の陸上部と相談しながら進めたいと思います。

委員 スポーツ教室について、今年参加者が少なかった教室がいくつかありますが、来年も同じ教室を検討されていますか。折角募集をするのであれば、時間を変える、曜日を変えるなど、何か工夫をしないともったいないと思います。

事務局 来年も実施予定ですが、おとなの健康体操は教室名と内容がマッチしていないようなので、タイトル等の改善を検討しています。

委員 昨年の杁ケ池公園の四季桜は素晴らしく、もっと目立ってもいいと思いました。せっかくきれいなので、大事にしていただきたいと思います。樹木の剪定・管理をよろしくお願いします。

事務局 (2) 文化の家について説明

委員 事業報告における取組の5の「フランチャイズ・アーティストの福祉プログラム」とは具体的にはどのようなことを実施しているのですか。

事務局 資料の「ふくしであーと」で行っていることに該当します。フランチャイズ・アーティストとは、主に福祉事業に特化し、いろんな施設に行ってコンサートを行う、また講座など行うアーティストのことです。

委員 グループメンバーは決まっているのですか。

事務局 現在は1名です。元々は創造スタッフで何年か活動していましたが、活動を文化の家以外の市内全体に普及させ、福祉課や長寿課などと連携しながら実施していくにあたり、福祉分野に興味のあった1名を選出し、専任としました。

委員 南生協病院でもふくしであーとを行っていますが、どのような働きかけがあったのですか。

事務局 日本福祉大学の先生が市内に在院しており、終末医療患者の方たちに音楽を届けられないかというお話があり、伺うことになりました。

委員 今後も市外の病院で活動していく可能性はありますか。

事務局 基本は愛知医科大学など市内での活動をメインとしながらも、需要があれば行っていく予定です。

委員 今後も他の病院や施設から依頼が来るかもしれません。非常にいい活動だと思います。

委員 施設改修計画について、文化の家は設立当時から改修費用を積み立てていましたね。

事務局 以前はそうでしたが、今は市全体の改修予算に統合され、基金は設けておりません。文化の家運営委員会でも、また基金を積み立ててはどうかと話が出ています。

委員 いろんな施設で改修したくてもできないという話があります。自前の基金もあると改修がしやすいと思います。

事務局 (3) 平成こども塾について説明

委員 プレーパークについての講演会は、37人の参加があり盛況でしたが、こども同伴でのイベント等を今後も考えていますか。

事務局 決定事項ではありませんが、プレーパークの主役はこどもなので、今後もある程度許容し、配慮をしていきたいと考えています。今回、同伴の幼児・児童の対応はサポート隊に協力いただきました。

委員 今回、未就学児の面倒をみたのですが、何の資格もないサポート隊員で対応するので、何かあってはと心配でした。1人あたり2枚の塗り絵も用意いただきましたが、子どもはすみずみまで描き込むわけではないので枚数が全く足りず、また、尖った鉛筆が危ないと思った場面もありました。

委員 1歳児の孫がいますが、1対1で見ている時はよいのですが、人数が増えるとそれぞれ何をやっているかが把握できません。せめて、大人1人に対してこども2人までとした方がいいと思います。

委員 自分の身内の子ならまだ何を考えているかが多少は分かるのですが、他人のお子さんだと、思考や行動が読めず、気を張ります。危ない思いをしながら見なければいけないというところを理解いただきたいと思います。

委員 講演会の参加者には、公共施設関係の職員の方はいませんでしたか。

事務局 公共施設関係で、これからプレーパークを立ち上げるという三重の方がいらしており、講演後に、先生にいろいろと質問をしていました。また、講演会の後、プレーパークに興味を持ち、熱が冷めないうちにやってみたいと電話をくださった方もいました。

委員 1人1人ではなく、他市町も含めて、ヨコの連携ができると繋がっていくのではと思います。

その他

事務局 第5回社会教育委員会を、3月17日(火曜日)午前に開催いたしますので、御出席をお願いします。

以上をもちまして、令和元年度第4回長久手市社会教育委員会を終了いたします。

ありがとうございました。

追記:本会議後、第5回長久手市社会教育委員会は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、不要不急の会議等の開催を中止・延期するという市の方針決定を受けて、中止としました。

関連資料

この記事に関するお問い合わせ先

くらし文化部 生涯学習課 事業係
〒480-1166 愛知県長久手市野田農201番地

電話番号:0561-61-3411


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