長久手市の行政評価

更新日:2023年11月10日

はじめに

 少子高齢化の進行、住民ニーズの多様化・高度化による行政需要の増大、厳しい財政状況、さらに地方分権の進展による地方自治体の権限・責任の拡大など、地方行政を取り巻く環境は、大きく変化をしています。

 これらの変化に対し、限られた財源と人員をいかに効率的に配分し、かつ、より質の高い行政サービスを効果的に提供するかがますます重要になってくると同時に、市民に対して、行政の説明責任が従来以上に強く求められています。

 これらを実現する手法の一つとして、行政評価が必要とされています。

 本市では、平成17年度より、「行政評価の整備による、市民に見える形の業務改善・見直しの推進」を掲げ、前年度実施した事業について事業担当課による内部評価を行い、その結果として行政評価シートを作成し公表を行っています。

行政評価の目的

1.市民への説明責任と行政情報の共有化

 行政が行っている事務や事業の評価結果を市民に公表(情報提供)することにより、市民に説明する責任を果たし、市民の意見や提案を行政運営に反映させていきます。

2.職員の意識改革と政策形成能力の向上

 行政評価に取り組むことによって、職員の目的意識、コスト意識などの意識改革を図るとともに、行政評価を通じて問題発見能力、分析力など職員の政策形成能力の向上を図ります。

3.事務事業の改善と見直し

 それぞれの事務事業がどの程度目的を達成しているか、また、最小の経費で最大の効果を上げているかなどを客観的に評価し、手法等の改善を図るとともに、効果の小さい事務事業を明確にすることによって、廃止や事業費の削減などを図ります。

行政評価とは

 行政評価とは、「行政の行っている様々な仕事が、その費用に見合うだけの効果(成果)を出しているのか」、「無駄や重複になっている部分はないのか」、「特定の受益者にかたよっていないか」などといった視点から行政の活動を見直し、行政の進め方を改善していく取り組みです。

 また、Plan-Do-Check-ActionというマネジメントサイクルのCheck-Actionに相当するもので、実施した事業を客観的に評価し、その結果を翌年度以降に活かしていく手段です。

行政評価についてのフロー図

行政評価の方法

  1. 「誰を」「どのような状態にするのか」「そのために何をするのか」を明確にし、具体的な指標を設定します。
  2. 成果指標で設定した目標値に対して実績はどうだったかを検証します。また、活動にどれだけコストがかかったかを明確にします。
  3. 上記の具体的データをふまえた評価の結果に基づき、事業の今後の進め方を検討します。
行政評価の方法のフロー図

外部評価について

 本市においては、事業担当課が実施した内部評価について、外部の方に評価していただく外部評価を実施しています。

 外部評価実施者(市行政改革推進委員など)が内部評価をもとに、事業内容や今後の事業の進め方について、業務担当課にヒアリングを行います。行政職員以外の視点からの意見を加えることで、行政評価の客観性と透明性を確保することに努めています。

外部評価の実施及び結果

評価結果

令和5年度

令和4年度

令和3年度

令和2年度

令和元年度

平成30年度

(注意)平成30年度行政評価結果の令和元年度予算への反映状況については、令和元年度(平成30年度実施事業)行政評価における各評価票(B票)の中に個別で記載されています。 

平成29年度

平成28年度

平成27年度

平成26年度

平成25年度

平成24年度

平成23年度

平成21年度

平成20年度

平成19年度

平成17年度

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 行政課 庶務係
〒480-1196 愛知県長久手市岩作城の内60番地1

電話番号:0561-56-0605
ファックス:0561-63-2100

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