ここから本文です。

更新日:2017年9月11日

長久手伝統野菜 真菜

真菜とは

真菜1

愛知県のお雑煮と言えば、青菜(餅菜)を使ったシンプルなものです。長久手市でも同じように餅菜の雑煮を食べます。しかし雑煮に使用する餅菜は他地域とは異なり、「真菜(まな)」という特徴ある青菜が使われます。

「お正月の食事では、元日の朝一番に汲んだ井戸水(これを初井戸という)を若水として迎え、これで雑煮を作る。鍋に切り餅と真菜(もち菜)・たつくり・若水を入れ、醤油で煮る。」         ―――― 長久手町史(資料編4 民俗・言語)

昔からこの地方では真菜が雑煮用の青菜として使用されてきたことを示しています。 現在、真菜は長久手市の伝統野菜として位置づけられています。

 

特徴

真菜2

「真菜」は、「野沢菜」や「小松菜」等各地にあるアブラナ科のツケナの仲間であり、特にダイコンの葉のような葉の切れ込みが特徴です。調理の際に煮くずれしにくく繊維も少ないことから、餅菜以外にもおひたしや煮びたしにも向きます。また特に気温の低い時期になると甘みが増し、花が咲く前のつぼみの状態(なばな)も甘さの中にほろ苦さがあり、美味しくいただけます。

 

 

伝統を守るために

長久手市内の東部地域では、古くから数軒の農家により真菜の自家採種が続けられてきており、現在までその種子が保存されてきました。昭和30年代までは、一般に青菜は自家採取するのが普通でしたが、種子の販売流通が盛んになるにつれて、地方独自の青菜は姿を消していきました。一方そのような状況下においても、長久手の真菜は数十年にわたり自家採取が続けられ、その形質が残されてきたため大変貴重といえます。 現在は、種子を町内農家の間で分け合うことにより、農家が再び真菜の栽培を始めています。生産された真菜は産地直売所で販売されるほか、学校給食で使用されています。また、真菜を使ったお菓子等も開発されています。しかし依然として消費量は少ないため、新たな利用法や料理法の開発が望まれています。

 

 

お問い合わせ

建設部みどりの推進課 

電話:0561-56-0620

ファックス:0561-63-2100

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?