さんまの蒲焼き
給食センターがおくる子どもたちの人気メニュー
2020年8月修正
平成16年9月
秋はさんまが旬
さんまは、秋においしい魚で、刀のような形をしているところから漢字で「秋刀魚」と書きます。夏に北海道沖で、脂肪の豊富なプランクトンを食べて太りはじめ、秋に近づくにしたがって三陸から銚子沖へと移動してきます。三陸から銚子を通過するころの脂質含有量は20%以上になり、秋にはあぶらがのって旬の魚になりおいしく食べられます。
さんまのあぶらはすばらしい
さんまなどの「背の青い魚」の脂質を構成している脂肪酸のなかに「DHA」「EPA」が多く含まれています。EPAもDHAも、血中コレステロールの増加をおさえます。
魚の脂肪は腸で脂肪酸に分解されて、リンパ管を経て血液の中に入ります。DHAは血液に混じってからだの中を巡り、脳の中に入ります。DHAは脳内の記憶を司る「海馬(かいば)」に多く含まれていて、記憶力を高めます。
さんまは塩焼きばかりではない
あぶらののったさんまは、塩焼きにすると適度にあぶらが抜けておいしく食べられますが、さんまを開いて片栗粉をまぶし、フライパンで香ばしく焼いてからタレにつけ込み「蒲焼き」にしてもおいしく食べられます。ごはんの上にのせて、「蒲焼き丼」にすると、食欲がモリモリでます。ぜひ、おためしください。
材料 4人分
- さんま(開いたもの):2分の1尾を4枚 (現在、給食センターでは加工済みのさんま開き(デンプン付き)を使っています)
- 片栗粉:適宜
- 油:適宜
- しょうゆ:大さじ1
- さとう:小さじ2
- 酒:小さじ1
- みりん:小さじ2
- 水:大さじ1
作り方
- しょうゆ・さとう・酒・みりん・水を煮立てて、タレを作る。
- さんまに片栗粉をまぶし、油をひいたフライパンで焼く。
- 焼き上がったさんまをタレの中に入れて、少々つけ込む。
(注意)あらかじめタレを作らず、さんまが焼き上がる直前に、調味料をすべて入れて少し煮て、味をからませてもよい。
一人分の栄養価(1人分を2分の1尾として)
- エネルギー:201キロカロリー
- たんぱく質:12.8グラム
- 脂肪:12.3グラム
- 塩分:0.7グラム
この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会 給食センター
〒480-1103 愛知県長久手市中権代11番地3
電話番号:0561-62-3910
ファックス:0561-62-5029
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更新日:2020年11月30日