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更新日:2017年4月18日

心肺蘇生法(成人・小児用)

AED・心肺蘇生法の基本的な流れを次に示します。

1 反応の確認

意識の確認

 傷病者の耳もとで「大丈夫ですか」または「もしもし」と大声で呼びかけながら、

肩をやさしくたたき、反応があるかないかをみます。

 

こんな時は反応なし!

  • 呼びかけなどに対して目を開けるか、なんらかの返答または目的のあるしぐさがない。
  • けいれんのような全身がひきつるような動き。

意識の確認2

 反応がなければ、大きな声で「誰か来て!人が倒れています!」と助けを求めます。

 協力者が来たら、

「あなたは119番へ通報して救急車を呼んでください」

「あなたはAEDを持ってきてください」

「あなたはできるだけ多くの人を集めてきてください」と具体的に依頼します。

 

 

協力者が誰もいない場合  
  • まず自分で119番通報をしてください。

     また、すぐ近くにAEDがあることがわかっている場合にはAEDを取りに行ってください。

  • 119番通報すると、通信指令員が次の手順を指導してくれます。

意識の確認3

 多くの人が集まったら

倒れている人を背にして毛布等で遮ってもらい、衣服をとった時に倒れている人を

周囲の視線から遮断することができます。

 また、この後、胸骨圧迫の交代や救急隊到着時の誘導など、人員が必要となる

場面が多くあるため、この時点でできるだけ人を集めておくことが大切です。

2 呼吸の確認

呼吸の確認 

 傷病者が普段どおりの呼吸(正常な呼吸)をしているかどうかを確認します。

頭側から斜めに胸、腹部の上がり下がりを10秒以内で確認します。

 

普段どおりの呼吸ではない場合とは?

  • 胸や腹部の動きがない。
  • 約10秒間確認しても呼吸の状態がよくわからない。
  • しゃくりあげるような、途切れ途切れに起きる呼吸がみられる。
  • 突然意識を失って、いびきをかき始めた場合

 

★心停止が起こった直後には、しゃくりあげるような、途切れ途切れに起きる

  呼吸が見られることがあり、これを「死戦期呼吸」といいます。

  「死戦期呼吸」は普段どおりの呼吸ではありません。

3 胸骨圧迫(心臓マッサージ) 

心臓マッサージ

 胸の左右の真ん中にある胸骨の下半分に、片方の手の付け根を置き、

他方の手をその手の上に重ねます。両手の指を互いに組むと、より力が集中します。 

 重ねた両手で「強く、速く、絶え間なく」圧迫します。

心臓マッサージ3

 両肘をまっすぐに伸ばして手の付け根の部分に体重をかけ、

真上から傷病者の胸が約5cm沈むまでしっかり圧迫します。

 1分間に100~120回の早いテンポで30回連続して絶え間なく圧迫します。

 圧迫と圧迫の間(圧迫を緩めるとき)は、十分に力を抜き、胸が元の高さに戻るようにします。

 

★圧迫の強さが足りないと十分な効果が得られないので、しっかり圧迫することが重要です。

小児2

 小児に対しては、両手または片手で、胸の厚さの約1/3が沈むまでしっかり圧迫します。

 小児とは、約1歳以上で約16歳未満を言います。

 小児の体格に合わせて十分圧迫できるのであれば、両手でも片手でもかまいません。

★胸骨圧迫を30回連続して行った後に、人工呼吸を2回行います!

4 人工呼吸

人工呼吸2 

 感染防護具(一方向弁付きの感染防止用シート、人工呼吸用マスク等)を使用すると、より安心です。

人工呼吸3

 片手を額に当て、もう一方の手の人差し指と中指の2本をあご先(骨のある硬い部分)に当てて、

頭を後ろにのけぞらせ(頭部後屈)、あご先を上げ(あご先挙上)、気道を確保します。

 

ポイント

  • 指で下あごの柔らかい部分を強く圧迫しないようにします。

人工呼吸

 気道を確保したまま、額に当てた手の親指と人差し指で傷病者の鼻をつまみます。

 口を大きく開けて傷病者の口を覆い、空気が漏れないようにして、息を約1秒かけて吹き込みます。

傷病者の胸が持ち上がるのを確認します。

 いったん口を離し、同じ要領でもう1度吹き込みます。

 

ポイント

  • 1回目の吹き込みで胸が上がらなかった場合には、もう一度気道確保をやり直し、

     吹き込みを試みます。うまく胸が上がらない場合でも、吹き込みは2回までとし、すぐに

     胸骨圧迫を再開します。

 

人工呼吸のやり方に自信がない場合や、人工呼吸を行うために傷病者の口に直接接触する

 ことにためらいがある場合には、人工呼吸を省略し胸骨圧迫だけを続けてもかまいません。

5 AEDによる除細動

除細動2

 AEDのふたを開け、電源ボタンを押します。

電源を入れたら、それ以降は音声メッセージと点滅するランプの指示に従って操作します。

除細動3

 ふたを開けると自動的に電源が入る機種もあります。

除細動4

 電極パッドの袋を開封し、電極パッドをシールからはがし、パッドの図のとおりに粘着面を

衣服を取り除いた傷病者の胸にしっかりと貼り付けます。

/kurashi/shoubou/nfd_sho/kyukyu/images/webimg_3507_9_pad.gif 小児4

 未就学児(約6歳まで)に対しては小児用パッドを使用して下さい。

(小児用パッドがない場合は、成人用パッドを使用します。)

小児5

 小児用パッドを使用するのではなく、スイッチで小児用モードへ切り替えるAEDもあります。

除細動5

 電極パッドは胸の右上(鎖骨の下)および胸の左下側(脇の5~8cm下)の位置に貼り付けます。

電極パッドを貼り付ける際にも、可能であれば胸骨圧迫を継続してください。

 

AEDパッドを貼るときの確認点

  • 傷病者の体が濡れているとき

     汗やお風呂上がりなどで体が濡れているときは、タオル等で水分を拭き取ってからパッドを貼ります。

  • 胸に貼り薬が貼られているとき

     貼られている薬をはがし、体表面に残った薬剤を拭き取ってからパッドを貼ります。

  • 心臓ペースメーカーや除細動器が埋め込まれているとき

     胸の皮膚が盛り上がっており、下に固いものが触れるので一目でわかります。

     そのときは、心臓ペースメーカー等の出っ張りのある部分を避けてパッドを貼ります。

除細動6

 コネクタを接続します。

種類によっては電極パッドのケーブルがAED本体に接続されているものがあります。

除細動7

 コネクタを接続すると“体に触れないでください! ”などと音声メッセージが流れ、自動的に

心電図の解析が始まります。AEDの操作者は「みなさん、離れて!!」と注意を促し、

誰も傷病者に触れていないことを確認します。 

除細動

 AEDは、電気ショックを行う必要があると解析した場合には「ショックが必要です」、

必要がないと解析した場合には「ショックは不要です」などの音声メッセージが流れます。

 

 ★「ショックは不要です」といった音声メッセージの場合は、直ちに胸骨圧迫を再開します。

 

 ショックが必要と解析した場合は、自動的にエネルギーの充電を始めます。

数秒後、エネルギーの充電が完了し「ショックボタンを押してください」といった音声メッセージとともに

ショックボタンが点滅したら、「ショックを行います。みなさん、離れて!!」と注意を促し、

誰も傷病者に触れていないことを確認してショックボタンを押します。

 電気ショックによって、傷病者の腕や全身の筋肉がけいれんしたように一瞬ビクッと動くことがあります。

 

 電気ショックを行ったら、直ちに胸骨圧迫から心肺蘇生を再開します。

 

ポイント

 AEDによる心電図の解析や電気ショックなど、やむを得ない場合を除いて、胸骨圧迫と

人工呼吸をできるだけ絶え間なく続けることが大切です。

 

 

関連サイト:あいちAEDマップ(外部リンク)

心肺蘇生法(乳児用)はこちらをクリック

お問い合わせ

くらし文化部安心安全課 

電話:0561-62-0119

ファックス:0561-62-7671

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