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福祉実践教室リポート 南小5年生

  • 2013-10-04 (金) 11:09
  • 未分類
  • 作成者:きっころ♪

娘の通う南小学校の5年生に対して「福祉実践教室」を行うと聞き、見学させていただきました。

5年生では今、福祉に関する学習を行っているそうです。そして、娘からは「今、クラスで手話が流行っているんだよ♪」など学校での様子を聞いていました。福祉に関する心が芽生えてきているのを感じ親として嬉しく思っていました。

まずは体育館で、5年生全員で講師の皆さんをお迎えしました。

車いすの方、盲導犬と生活している目の不自由な、耳が聞こえない聞こえにくいなどの耳の不自由な方々、長久手の点字サークルのみなさん、日進の要約筆記サークルのみなさん など12名を講師にお迎えしていました。子どもたちにとっては、教科書や書籍だけの学習ではなく、実際にお話を聞いたり、触れることができる貴重な体験の場です。講師の方が入場されてきた瞬間、背筋も伸び、子どもたちが集中している様子がうかがえました。

1 高齢者疑似体験

2 車いす

3 要約筆記

4 点字

5 盲導犬

6 手話

以上の6つを学びます。

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<↑体育館で講師の方々を紹介している様子>

児童ひとりが体験できるのは上記6つのうち2つまでで、前後半に分かれての活動です。講師の方の紹介が終わると各教室に分かれて、それぞれ実践学習していました。

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↑高齢者疑似体験では子どもたちが専用の特殊ゴーグルや耳栓、軍手、そして体が重たく感じるよう工夫されたベスト(両ポケットには1キロずつ合計2キロの重りが入っています。)、などを身に着けてお年寄りの体を体験していました。

「つえがないと歩けない~」

「足が重い~~」

体験者は独り言ほどの音量で話をしているつもりなのだと思いますが、耳栓をしているので子どもたちのつぶやき声は自然に普段よりもかなり大きくなっていました。

そして、歩くことも、階段を登ることも本当に大変なことなんだとみている私も感じました。

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体育館では車いす体験が行われていました。

並べられたマットの上を車いすで進む。という体験を見学させていただきました。

『段差を上がる時は、車いすを後ろ向きにして上った方が登りやすい』など教わっていました。後ろ向きに上がってから向きを進行方向にクルリと方向転換していました。小回りがとてもきくので私も子どもたちも驚きました。しかし、見るのと実際にやってみるのはかなり違い、マット上の方向転換は車いすに座ったまま身動きが取れず、手伝っていただいてやっとできたと思うと前に進むのも一苦労の様子。それもそのはず、マットは大変負荷がかかり子どもたちの力では力いっぱいこがないと進むことができません。

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点字の学習では、点字のしくみを習い、実際に点字器と呼ばれるものをひとりひとり使用して、見本を見ながら点字の打ち方を練習していました。

限られた時間でしたが、はじめと終わりでは、点字を打つスピードが全員早くなっていて講師の先生方も子どもたちの習得の速さに驚いていました。

私は点字器を見るのも初めてでした。普段生活していても点字に触れる機会はあってもそれだけで、こうして、学校で実際に学ぶ機会があるのはとても素晴らしいことだと思いました。

最後に、講師の先生から「今は、地下鉄やバス停などに点字があります。そこで先日、つぶれてしまった点字を見ました。だれかがいたずらでつぶしたのだと思います。悲しい気持ちになりました。」というお話がありました。

点字が必要な人がいて、それを支えている人たちがいることを子どもたちが知れば、きっとそのようないたずらはしないと思います。こうした体験は本当に大切だと感じました。

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要約筆記の学習の様子です。

要約筆記は私自身、今回はじめて耳にした言葉でした。

耳の聞こえにくい方(補聴器を利用の方)に対して行われるもので、話の内容を、速記したり、まとめて筆記して伝えるという伝達手段だそうです。

耳の聞こえにくい方は見た目にはわかりません。病院などで名前が呼ばれても気が付かないことが多いそうです。受付の方の口の形や、雰囲気で自分が呼ばれているのかな??と判断しないといけないため、とても神経を使い、疲れるそうです。そういった苦労が多いので、病院では耳マークのシールをカルテにつけてもらい、自分も耳マークがついたプレートを下げて、自分の番が来たら呼びに来ていただけるようにされているそうです。

次にテレビを使い、アニメを流します。途中で音声を消します。音のない世界を子どもたちが体験します。話の途中から聞こえなくなったので、何となくは予想がつきますが、細かな内容がさっぱり分からない様子。。

そして、講師の方が「今、音を消した時間はどのくらいだと感じますか?」と質問すると、 「2分」「3分くらい??」 との声があがります。

しかし、正解は「1分」でした。子どもたちには大変長く感じたようです。

『子どもたちに、耳マークを認知してもらいたいことと、手話が出来なくても、紙に書いて伝えるという方法があることを伝えたい。そして、音のない世界も理解してもらえたら、、、』とおっしゃっていました。

私も、このお話を聞いて、紙に書けば伝わることは、当たり前の事だけれど、知っているのと知らないのとでは大きな違いだと感じました。

 

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手話はろう者の講師の方と手話通訳の方をお迎えしての学習です。

クイズ形式で、口の形だけで何を言っているのかを当てます。

発音せず口の動きだけで読み取ります。

まずは二文字 ( 講師の方が口を大きく動かします。 )

子どもたちはジーーーっと集中して見つめます。

ハイ!

ハイ! ハイ!  手が挙がります。

「あめ(雨)!」 「かめ(亀)!」 「まめ(豆)!」 「ラーメン!」などの答えが出ます。

(手話通訳の方が指文字で講師の方に伝えます。)

確かに、どれもそう見えます。

しかし、正解は「あめ(飴)」でした。口の動きだけではなかなか難しいのが実感できます。次は3文字に挑戦です。子どもたちが次こそは!と、身を乗り出して真剣に口元を見つめ、積極的に答えていました。しかし、なかなか正解せず、やはり口の動きだけでは難しいことがわかります。

手話はその言葉(単語)の形であらわされていることも多くあるそうです。手話が出来なくても、紙に書いて、紙がないときはジェスチャーで表現することも出来るとお話しされていました。

学習の後、子どもたちは自分の名前を手話で教えていただこうと、一生懸命講師の方に話しかけている姿が見られました。

※今回、時間の都合で、目の不自由な方と盲導犬のお話の見学はできませんでした。(12歳の時に空襲で目が不自由になり、その後68年経ち、盲導犬との生活は実に30年。)という方が講師でお越しくださっていました。

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<廊下にて、、、>

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↑子どもたちの関心が自然に福祉に向くように廊下に福祉に関する本棚がありました。それを放課の時間にみんなで読んで、手話クイズなどをしていると娘が言っていました。図書室へわざわざ行かなくてもこうして身近に関連本が置いてあり、先生方の配慮を感じました。(図書室の先生が本を選び本棚に並べて下さったそうです。)

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<福祉実践学習の見学をおえて、、、>

子どもたちが将来、何らかの場面や人たちに出会うことがあるでしょう。その時に、『どうしたらいいかわからない・・』という無関心や奇異の視線ではなく。この学習を思い出し、困ってる人には手をさしのばし、優しく寄り添うことができるような人になってもらいたいと思いました。

そして、世の中には今日お話を伺ったような方々のほかにも、知的や精神、肢体不自由など様々な障がいをもちサポートを必要として暮らしている方々もいらっしゃいます。まずは子どもたちが「福祉」を知る第一歩として素晴らしい実践教室だと思いました。こうして福祉のすそのが広がっていくんだなと感じました。

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