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更新日:2016年10月27日

平成28年度長久手市予防接種委員会

開催日時

平成28年10月3日(月曜日)午後2時30分から午後3時30分まで

開催場所

長久手市保健センター3階会議室

出席者氏名(敬称略)

委員 片野 直之  (市内医師代表)
委員 玉井 清   (市内医師代表)
委員 堂森 丈正  (市内医師代表)
委員 岩田 敦子  (学識経験者)
委員 大野 香代子 (瀬戸保健所長)
委員 森下 雅史  (予防接種専門医師)
<事務局>
事務局 福祉部部長 山下 幸信
    福祉部調整監 野口 眞弓
    健康推進課長 水野 敬久
    健康推進課長補佐 遠藤佳子
    健康推進課母子保健係長 鈴木 晶子
    母子保健係保健師 小久保 奈都美 

審議の概要

(1)平成27年度予防接種事業について
(2)平成28年度予防接種事業について
(3)その他

公開・非公開の別

公開

傍聴者人数

2名

問合先

長久手市福祉部健康推進課
電話 0561-63-3300

会議録

 1 あいさつ

福祉部部長より

2 委員長あいさつ

委員長森下雅史氏

3 議題

(1)平成27年度予防接種事業について

事務局説明 

・資料1~3ページまでより、平成27年度定期予防接種の接種状況を説明。

・不活化ポリオ、三種混合、4種混合の接種者数については、平成24年度にワクチンの変更があり、4種混合での接種者が増加し、不活化ポリオ及び三種混合の接種者数は減少している。また、平成26年12月から三種混合の製造・販売が中止となり、平成28年夏に国が管理していた三種混合の使用期限が切れたため、 現在三種混合は接種できない状態である。

・子宮頸がん予防ワクチンは、平成25年4月から定期接種となったが、同年6月に、国から積極的勧奨の一時差し控えの通知があったため、現在まで積極的勧奨を差し控えている。平成27年度の接種者は3人のみである。

・水痘及び高齢者肺炎球菌は平成26年10月から定期接種となった。

・水痘の接種率は86.1%

・高齢者肺炎球菌の65歳接種率は42.9%

・BCG、ポリオ、三種混合の3歳時接種率については、95%前後という高い接種率を維持している。平成24年9月からポリオが生ワクチンから不活化ワクチンへ変更、平成24年11月から4種混合が定期接種に追加されたため、平成23年生まれから接種率の区分を変更した。4種混合には、ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオが含まれているため、三種混合とポリオの両方に計上している。

・麻しん及び風しん混合ワクチンの2歳時点での接種率については、国の目標値である95%以上を達成。

・日本脳炎については、国からの通知により平成17年(H17.5.30)から積極的勧奨の一時差し控えをおこなっていたが、その後新ワクチンが出たため、平成22年(H22.4.1)に積極的勧奨を再開した。日本脳炎第1期1回目の接種率について90%以上の接種率がある。

・接種の開始及び未接種者への勧奨方法について説明。

・日本脳炎第1期の標準接種時期(3~4歳)の接種率は9割以上であるが、他の予防接種と比べると低いため、今後も3歳児健診や3歳8か月児健診などで接種勧奨をおこなっていく。

・資料4~5ページより愛知県広域予防接種事業を説明。

・平成26年4月から愛知県広域予防接種事業が開始。保護者が申請をおこなうことで、長久手市外の医療機関でも、愛知県内のかかりつけ医がいる病院で接種が可能となった。希望先は「名古屋市」が多い。年々申請件数は増加傾向。今後も周知を行っていく。

・資料6ページより風しん対策事業を説明。

・妊娠を予定又は希望する経産婦及び妊娠を予定又は希望する女性の夫は、長久手市独自事業。課題としては、妊娠している女性の夫への助成対象の拡大についてあげていたが、平成28年度から対象を拡大したため課題は解決された。

・資料7ページより任意高齢者肺炎球菌ワクチン接種費助成事業を説明。

・平成26年10月から高齢者肺炎球菌が定期接種に追加されたが、対象者の年齢が限定されるため、定期接種の対象者以外の年齢の者も接種を受けることができるように、任意接種の肺炎球菌ワクチン接種費助成事業を継続。

・平成21年4月から平成26年9月までは、70歳以上の者を対象とし3,000円を補助。

・平成26年10月以降は、65歳以上の定期接種対象者以外の者を対象とし、自己 負担額2,500円で接種ができるよう助成(定期接種と同額)。

・高齢者肺炎球菌は、一生に1回の接種であるため、接種対象者自体は減少していく。接種希望の方が定期対象年齢で打ちそびれてしまっていたり、定期を待たずに接種をしたい場合に任意高齢者肺炎球菌ワクチン助成事業はあるため、今後も周知をして希望者に広く受けてもらえるようにする。

 

質疑応答・意見等

委員  麻しん風しん混合の未接種者の5%や、日本脳炎の未接種者10%などについては、どのような理由で未接種となっているのか調査はしているのか。

事務局  現在未接種者の理由までは把握できていない。乳幼児健診など保護者に会う機会を利用して、接種勧奨は行っている。

委員  保護者の方針で予防接種を打たない子どももいるか。

事務局  稀に予防接種は打たない方針という保護者はいる。予防接種を打たない方針の保護者に対しても、予防接種の必要性については伝えている。

委員  日本脳炎第2期の接種率はどうか。

事務局  日本脳炎第2期の接種率は58.6%

委員  救済措置ではない年齢の第2期の子が増えてきたが、救済措置の年齢の子たちについては、接種勧奨を行っていかないとなかなか進まないのではないか。一度中断になっていた時期があっても、昔に比べれば日本脳炎に感染する患者はほとんどいなくなってきている。そのため感染が身近ではないため、最近の麻しん(はしか)のように派手な報道があると接種をする人が多いかと思うが、中断があったために、打たなくてもいいんだと勘違いをしている保護者もいる。そのあたりも含めて少し勧奨が必要になるのではないか。いいアイデアがあればいいのだが。

委員  他の市町の予防接種委員会に出席する機会があり、市町によって事務局からの報告内容も少しずつ違いがある。今回の資料には予防接種事故についての報告がされていないが、資料として出している市町もある。愛知県の平成27年度の状況を報告すると総数としては、498件。平成26年度は723件だったため、総数としては減っている。その中で原因として多いのは、過剰接種と対象年齢外。ワクチンの種類として多いのは日本脳炎ワクチン、4種混合ワクチン、麻しん風しん混合ワクチン。重大と軽微な事故に分けて報告されており、この件数は重大事故の件数である。軽微な事故は全体で365件の内、302件が接種間隔間違いである。各医療機関で二重のチェックをしていると思うが、それでも事故が起きている。

委員  日本脳炎の接種間隔について、特例の救済措置の年齢の方へ接種をする場合に、どうしても差し控えていた時期があるので1回目の接種と2回目の接種の間隔がかなりあいている人がいる。そうすると2回目と3回目の間隔をどういう間隔で打つかというと、特例では2回目と3回目の接種間隔は問われないが、定期だと約1年後という決まりがある。それを勘違いして打ってしまう先生もいるのではないか。そういう理由で間隔間違いが生じてしまうのかもしれない。

委員  制度として正しいかどうかと、医学的により良い接種間隔というのは少し違いがある場合もある。特に日本脳炎のような不活化ワクチンについてはそういう場合がある。たとえば日本脳炎を接種し始めたが対象の7歳半未満に接種ができずに、定期接種の対象年齢を過ぎてから自費で接種するような任意接種の場合は、表に出てこない数字になってくるのでそういった事例での事故は任意接種でもあるかもしれない。

委員  周知をするときに気を付けてあげないと勘違いしてしまったということも出てきてしまうかもしれない。

委員  どういう理由でどのような事故が起きてしまったかというのは非常に大切な情報なので、個人が特定できないような大まかな情報でもいいので、もし提示できるようであれば提示すると良い。

事務局  平成27年度の長久手市の事故報告件数については合計2件。1件は接種間隔不足。もう1件は、接種医の手技のミスである。

 

(2)平成28年度予防接種事業について

事務局説明

・資料8ページの定期予防接種について説明。

・平成28年度から平成19年4月1日以降生まれの児に対し、日本脳炎2期予診票を同封した個別通知を9歳到達の前月末に郵送。この個別通知により今後9歳児の日本脳炎2期の接種率上昇が期待される。

・平成28年10月1日から、B型肝炎予防接種が定期接種に追加された。

・平成28年7月から1歳到達児への個別通知の中に4種混合1期追加のお知らを追加し、接種勧奨を実施。

・資料9ページの愛知県広域予防接種事業について説明。

・愛知県広域予防接種事業は、申請数が増加している。申請理由はかかりつけが一番多い。申請者0~1歳児が多い。希望先は名古屋市が多い。

・平成28年4月からB類疾病である高齢者インフルエンザと高齢者肺炎球菌も追加された。

・資料10ページの風しん対策事業について説明。

・風しん対策事業は、平成28年度から妊娠している女性の夫も対象として追加。

・資料11ページの任意高齢者肺炎球菌ワクチン接種費助成事業について説明。

 

質疑応答・意見等

委員  長久手市は、愛知県広域予防接種事業の申請を出すと、連絡票と予診票が交付されるまでにどれくらいの日数がかかるのか。

事務局  申請者には申請後1週間以内に連絡票と予診票を交付している。

委員  他の市町では、書類の交付に2週間以上かかって、接種を希望する人がきても、予約した接種予定日に間に合わないという話を聞いた。また、その市町では、他の市町で接種をするとお金がかかったり時間がかかったりすることがあるので申請しないほうがいいと言われたことがあるという方もいた。そういう話を聞いたことがあったので、書類の交付にはそんなに時間がかかってしまうものなのかと思い質問をした。また、市町によってはホームページで書類がダウンロードできるようになっていて2~3日中には手続きが完了しますというところもあるようだ。市町によってかなり温度差があるなと感じている。

委員  風しん対策事業については、昨年度の予防接種委員会でも議題になっていたが、平成28年度から妊娠中の女性の夫にも助成対象を拡大してもらえる結果となり、ありがたいと思う。

委員  現在のワクチンの供給状況について、日本脳炎ワクチンと麻しん風しん混合ワクチンがなかなか手に入らない状況になっている。希望者はたくさんくるのだが、ワクチンが希望者分まかなえない状況である。

委員  ワクチンそのものの流通が減っているのか。

委員  流通量は減っていると感じる。また、仕入れを希望しても希望どおりにはなかなか入手できない。予約も区切っていかないと、いつ次の納品があるかわからない状況である。そのため患者さんの希望どおりの日程では接種が困難である。たぶん他の病院でも同じような状況ではないか。またB型肝炎のビームゲンについても不足を心配している。

事務局  製薬会社に聞き取りを行った結果についての報告。麻しん風しん混合ワクチンについては、厚生労働省の方からも定期予防接種を優先的に接種するよう通知が出ており、子どもの定期予防接種の分は、足りる予定だが、麻しんの流行により大人の麻しん風しん混合ワクチン接種が急増したため、一時的な品薄の可能性がある。大人の麻しん風しん混合ワクチンはしばらく品薄が続く。麻しん単独ワクチンについては今年8月に麻しんが流行したことに伴いかなり注文が集中してしまったため製薬会社でも供給制限をかけており、品薄状態が続く。日本脳炎ワクチンについては、現在一社での供給のため品薄状態と言われている。他社の日本脳炎ワクチンが12月から供給がはじまる予定なので、供給がはじまれば品薄状態が少し解消されるのではないか。B型肝炎ワクチンについては、厚生労働省からの通知によると定期予防接種分の供給については供給量が維持できるのではないかと言われている。季節性インフルエンザについては、化血研のインフルエンザワクチンの供給がはじまるのが11月からの予定のため、10月は供給が少し不安定になるかもしれないが、11月からは安定する見通し。

委員  震災の影響もあり、人的なものではないため仕方ないかとは思うが、難しいところもあり、現場としてはひやひやしている。なかなかワクチンの流通そのものに行政が手を出すことはできないが、医師会の先生などにお願いして上手に流通ができると良いのだが。

 

(3)その他

委員  ヘプタバックス(B型肝炎)のラテックスアレルギーについては何か話題になっているか。予診票にはラテックスアレルギーを確認する項目が入っているが、接種をする年代の子どもに対してラテックスアレルギーの確認のしようがないというところがある。

委員  一応長久手市では、「はい」「いいえ」「不明」となっている。特にこれで今までに事故が起こったことはないようなので、もし「はい」に○がついていても、接種をしている。しかし、もし何らかのアナフィラキシーが起こったときに、予診票を見返してみて「はい」に○がついていた場合、大丈夫なのかなと不安には思う。

委員  一時のゼラチンアレルギーのようにラテックスアレルギーも10年後に急増するということにならなければいいなと危惧はしている。Ⅰ型アレルギーが出るのではないかというのは、完全に杞憂になってしまうが心配している。パッケージ変更ならすぐできるのではないかと思うが、製薬会社もなかなか難しいのかはっきりした返事はもらえていない。実際にワクチンの中でラテックスを使用しているのはヘプタバックス(B型肝炎)だけとなっている。

委員  他の方も言っているように、接種をする年代の子にラテックスアレルギーの確認をすることは難しく、保護者が「はい」「いいえ」どちらに○をつけていても接種は行っている。ただ何か起こったときの対応については心配をしている。

 

午後3時30分終了。

 

お問い合わせ

福祉部健康推進課 

電話:0561-63-3300

ファックス:0561-63-1900

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