ホーム > 市政情報 > 会議情報 > 会議録一覧(平成27年度) > 平成27年度第3回長久手市総合教育会議

ここから本文です。

更新日:2016年3月18日

平成27年度第3回長久手市総合教育会議

開催日時

平成28年2月25日(木曜日)午後3時から午後5時15分まで

開催場所

市役所西庁舎2階第7,8会議室

出席者氏名(敬称略)

教育委員長  近藤勝志
教育委員   加藤正雄
教育委員   羽根しげ子
教育長    堀田まゆみ
市長(議長)  吉田 一平
(長久手市)
副市長 鈴木 孝美
参事  桑原 良隆
(事務局)市長公室長  鈴木 裕
     政策秘書課長 日比野 裕行
     同課長補佐  嵯峨 寛子
     同主事    金子 達也
(教育委員会事務局)教育部長   川本 忠
          教育部次長  加藤 明
          教育総務課長 角谷 俊卓

欠席者氏名(敬称略)

教育委員   横田真規子

審議の概要

長久手市教育大綱(案)について

公開・非公開の別

公開

傍聴者人数

5人

問合先

政策秘書課政策調整係 56-0634

会議録

 1 あいさつ
  〔市長あいさつ〕

2 議題
  長久手市教育大綱について
  〔長久手市教育大綱キーワードについて、資料に基づき、事務局が説明〕

 

3 議事要旨【決定事項】

 ⑴  長久手市教育大綱の教育理念を、「人間力を育みいつまでも健やかで夢と生きがいを持ち成長できる人  づくり〜自然共生・地域共存・多様性尊重〜」とする。

 ⑵  教育方針について、①「人は自然の一環にあり、自然の大切さ、いのちの尊さを再認識し、自然との共生をはかる」②「地域・家庭・学校が価値観を共有し、多様な人が関わり合いをもつ」③「多様な人々の存在を認め合い、尊重する人づくり(人を育む)」という表現を基本に事務局で整理していく。

 ⑶  教育方針の解説の取り扱いを事務局において整理をしておく。

 ⑷  教育方針における「2“人間力”たる5つの力の涵養」「3健やかさの形成・増進・保持」「4役割・居場所のある生きがいつくりの推進」「5生涯を通じて、成長できる環境の醸成」については、教育理念の解説となっているため、取り扱いをどのようにするか事務局で検討し提案する。今後定例の教育委員会の中でも協議していただきこの会議で合議をとっていく。

 

4 議事内容

議長

 生まれてきた子は、すべて認められるべき存在である。私たちは、今まで、単一のモノサシで物事を計ってきたゆえに、落ちこぼれたり、不登校になったりと多くの「ひずみ」を生んできた。どのように生きていくか、本市の教育大綱はそこまで踏み込むべきだと思う。

 一人ひとりはかけがえのない存在である。小さい子や寝たきりの人にも存在価値がある。何もできず寝たきりの人でさえも「かけがえのない存在である」ことは、学校教育、家庭教育、社会教育などすべての教育に必要なことである。

 「一人ひとりのかけがえのない存在」を認めていくということは、つまり「多様性」を認めていくということ。現在、学校教育、家庭教育、社会教育において欠如しているものは「自然との共生」。そして「地域との共存」。また、本市には、様々な人が住んでいることから、「多様性の尊重」という観点で、乳幼児から高齢者、障がい者など多様な人との出会いを大切にしていきたいと考え、この3つを示した。

 「地域」「家庭」「子ども」は本来、前に掲示した表の左側「時間に追われない国」の特徴をもっている。「時間に追われない国」の人を右側「時間に追われる国」に行かせるために、「学校」で5万時間勉強する。就職しリタイヤするまで約40年間、1日8時間、週5日のだいたい8万時間から9万時間「時間に追われる国」で仕事をする。そして、リタイヤ後80歳までの20年間の10万時間、仕事とは正反対の価値観の「時間に追われない国」で過ごすこととなる。「学校教育」では「時間に追われる国」に適応させるため勉強をさせ、また、「家庭教育」においても親が「時間に追われる国」の仕事での価値観を押しつけてきた。つまり「時間に追われる国」の価値観をもった大人たちは、本来「時間に追われない国」である家庭においても、まちづくりの現場においても、ゆっくり進めていると怒ってしまう。

 私たちは教育の仕組みをもう一度考え直す時がきたと考えている。それには、冒頭で言った「多様性を認めていく」ということが重要である。

 人口減少社会を迎え、さらに東日本大震災で日本の価値観は変わった。「モノ」や「カネ」が重要でないと多くの人が気づいたが、時の経過とともに忘れ去られてきている。

 学校や地域、家庭において、多様性を学び、多様な人を受け入れ、違う価値観のモノサシを持つために、本市は「自然共生」「地域共存」「多様性の尊重」を大綱に盛り込んでいくことが大切であると考えている。

 

委員

 親の立場からすると、学校は、「学びの場」であり、そこで「学ぶ楽しさ」を知ってほしい。それが「人間力」につながるのではないか。気づき、感じ取る力、やさしい心、考える力などが、今の私たちにとって、重要であると思う。市長の話は50年先のことのような気がする。

 

議長

 基礎学力をつけることは、学校にとって当たり前のことであり、大綱に基礎学力について明記するのであれば、必ずすべての人に基礎学力をつけるよう努めなくてはならない。それよりも、多様なモノサシを持って、基礎学力があってもなくても、その子を認めていくことが必要なのではないか。

 

委員

 前回の会議ではキーワードや思いを出し合って理念を作り、今回は教育方針まで作成する。次年度からは、学校教育における知徳体の習得などいわゆる行動指針でさまざまな教育分野(学校教育、生涯教育、家庭教育など)に枝を分けて考えていくことになる。今回は理念を因数分解して教育方針に落とす作業をしていきたい。教育方針、行動指針など策定作業において、何度も理念に立ち返ることにより、方向がぶれない施策を進める。

 前回検討した理念「夢と生きがいがあり、健康で人間力を育む長久手の人づくり~自然共生・地域共存・多世代交流~」から、今回市長案で出された教育大綱(案)の表現に変更があった。「健康」については違和感があるという意見が教育委員の中でも出たことがあり、ここでは「健やか」という柔らかい言葉に置き換え、「人間力」を冒頭に置き、長久手の人づくりが「成長できる人づくり」に繋がっていることについては問題ないと考える。

 このようなことは誰でも書けるが、実際に行動していくことが大切である。よって、決めた人がチェックできる仕組みを作っていく必要がある。

 市長案として提出された教育大綱(案)で、「人間力」という言葉が定義されている。「人間力」という言葉の意味に関しては様々な意見があるが、「コミュニケーションスキル」、「リーダーシップ」、「公共心を養う」、「規範意識」、「エチケット、マナーを守る」、「他者を尊重し、切磋琢磨しながら高め合う力」、「本来持っている人間の自立性」、「物事を客観的に見る力」、「強い目的意識を持って進める力」というようなことが言われている。このような言葉の意味を十分に理解した上で作成する必要がある。

 長い文章の教育方針は、必要ないと考えている。

 

教育長

 前回の会議で検討した理念のうち「地域共存」「多世代交流」が似ている。よって、今回提示された理念のサブタイトル「~自然共生・地域共存・多様性の尊重を根本に~」の方が適している上、現在、本市が進めている施策の方向性にも合致する。

 

委員

 一般論として「基礎学力」は最も大切なことである。それに対して、私たちが今欠如しているものを補完した全てが「人間力」という言葉の意味で語り尽くすことができる。よって、「自然」「地域」「多様性」という言葉が「人間力」の下にあるのは問題ない。

「人間力」の定義のところで「基礎学力」について記載しても良いのでは。

 

委員

 教育理念に、読点(、)が多いことに違和感を感じる。

 

委員

 本市の教育の最上位の施策方針である教育大綱の理念は、決定後にその表現を変更することはその下の方針やいわゆる行動方針に影響が出てくるため難しい。慎重に検討していくことが必要であるが、提示のあった理念で概ね良いと思う。

 「自然共生」「地域共存」「多様性尊重」というキーワードで本市は、教育理念「人間力を育み、いつまでも、健やかで、夢と生きがいを持ち、成長できる人づくり」を実現するために教育施策を推進していくこととなる。

「根本に」という言葉は不要。

 

議長

 次に教育方針について検討する。

 教育方針1「3つの理念の重視」のところで、3つの理念の解説として背景を掲載した。

 

委員

 教育方針1「3つの理念の重視」の1行目の「良い」は、ひらがなが良い。

二行目の趣旨は分かるが、主語が出来のよい人を働かせて儲ける経営者になる気がする。同じような内容を次のとおり考えてきた。「上昇志向に身を焦がし、効率、完璧さを追求しすぎ、社会的訓練が不足したまま勝ち組を目指す」。このような生き方は良くないということ。

 

委員

 「勝ち組」か「負け組」というのを決めるのは自分自身である。そこで、あえて「勝ち組」という言葉を使用することに違和感を感じる。

 

 委員

 これは今まで「勝ち組になることを追い求めてきた」ということが記載されているのであり、だからこそ、この3つの理念を重視していこうという思いが表現されているのでは。

 委員

 そもそも「勝ち組」という表現に違和感を感じる。

 

 委員

 3つの理念の背景が、「3つの理念の重視」で書かれている。背景を記載するか否か、説明文で補足するのか検討する必要がある。背景がないと分からないようであれば、盛り込んだ方が良い。

 

議長

 「勝ち組」に関しては、もう少し良い表現を検討する。

 その次の①自然との共生、②地域との共存、③多様性の尊重の説明文について、長すぎるようであれば、検討していく。

 その次の2“人間力”については、どうか。

 

 委員

 「人間力」について、細かく定義していくのは無理がある。

 「人間力」をどのように捉え、教育していくかは、学校教育、生涯学習、スポーツ、文化、それぞれの場で、いわゆる行動指針において、考察していけば良い。

 

委員

 「人間力」という言葉はあまりにも漠然としている。「主体的思考ができ」「自己決定ができ」「アクティブラーニングができ」「自己肯定感がある」のが「人間力」といえるのではないか。

 

委員

 「人間力」を育むために「自然共生」「地域共存」「多様性尊重」という言葉を使って適合させなければならない。

 前回会議でみなさんから出していただいたキーワードを結びつけてたたき台として方針を考えてきた。

(資料配布)

語尾については、「認め合う」とか「育む」とか検討していただきたいと考え、様々なパターンを考えてきた。

 

教育長

 市長案の下線部分と加藤教育委員が示した案とを並び替えても良いのでは。説明文は、もっと簡潔なもので良いのでは。

 

委員

 ①自然との共生の一行目「人は生物として、自然の一環の中にあり、~」について、「生物」「中」を削除して、「人は自然の一環であり、」という表現で「人間おごるな」ということが言えるのではないか。

 

委員

 最初、教育に何の関係があるのか分からなかったが、よく読んでみると「自然の共生」を考えないと、体力が低下したりとか、集中力がなくなったりとか、心が不安定になるということが分かった。

 

委員

 人間中心の視点ではなく、人間は、自然の中の何万分の一であるという視点でみることが重要。

 (加藤教育委員提示の資料の下から2行目)「公共心と道徳心を高め」というのは、「人間力」の一つである。

 「自然との共生」「地域との共存」「多様性の尊重」について一行または二行程度に簡潔にまとめて、解説及び背景は整理されていればよい。単純で分かりやすいものでないと、実行に移せない。

 

議長

 自然界において、害虫も雑菌も、みんな生きている。私たちは、ボタン一つで気温も何もかも自由に操ることが出来ると思っている。私たち人間は、細胞の数よりも菌の数の方が多いと言われている。つまり、菌に生かされているといえる。

よく葉っぱが落ちると、害虫がいるのでどうにかしてくれと言われる。それらを取り除くのでは、子どもは1たす1が2の計算は出来るが、落ち葉に害虫がいることを知り得ないこととなる。そういうことは、教える以前のことである。

人は必ず死んでいく。死ぬことを私たちは見ていない。年間で120万人くらいの人が死んでいる。

 

委員

給食のキャベツに虫がいたとしても、自然共生という点からごく当然のことといえる。

 

議長

良いと言われるものを大事にし、邪魔なものを切っていく時代は終わった。

今までの価値観をひっくり返さなくてならない。

 

委員

学校入学前の幼児の教育も大切であるが、一番大事なのは学校での教育である。

学校では、先生が「教えたいこと」と子どもが「学びたいこと」が一致していない。社会に対して迷惑かけないように、守るべきルールに従わなければならないため、自主的に「やりたいこと」をやれることは少ない。しかし、社会や人に役立つことであれば、ルールなどを守りながらやっていくことも必要。何が正解かは分からない。答えもない。そういうギャップを埋めていくかことも本市はやっていかなければならない。

 

委員

「家庭も核家族化、少子化が進み、機能が低下しています」との記載があるが、祖父・祖母がいないからといって、機能が低下したといえないのではないか。

学校での子どものトラブルは、家庭の方にある程度問題があるのではないかと書かれた文献がある。その理由は、家庭における価値観に問題があり、機会の平等よりも結果の平等が求められることにあると述べられている。当然、結果の平等などありえないことである。しかし、「結果の平等」を求めるのであれば、家庭がかなりの役割を果たさなければならないことになる。しかし、現状では果たせなくなってしまっている。

 

議長

 (加藤教育委員提示資料の)【地域共存】で加藤教育委員が書いているのは、「多様な価値観を共有し、人々の存在を認め合う人」。今まで共通のモノサシで測っていたため結果が平等ではなかったが、家庭も学校も地域も多様なモノサシが存在すれば結果も変わってくる。

 教育方針について、表に出るのは一行か二行のものとし、解説については手持ちの資料として残しておきたい。

 

教育長

 ①自然との共生の下線部、「人にとって自然の大切さ~」について、自然は人だけでなく、みんなにとって大切であると思うので、「人にとって」は不要である。

 また②地域との共存の下線部で「子どもの教育」との記載があるが、「子ども」だけの教育ではない。人生においてずっと必要であると考える。

 

議長

 「あいさつをする」「人の話を聞く」「ありがとうと感謝の気持ちを伝える」「思いやりを持つ」とか当たり前のことができていないことが多い。学校や職場において、それらを「人間力」として教育大綱に記載した方が実践に移しやすいのではないか。それとも、資料に示した①~⑤のような表現の方が良いか。

 

委員

 「人間力」という言葉は、聞き慣れない人もいると思うので、本市の考えを謳っておく方が良い。

子どものころから社会的規範を守れるように学校だけでなく地域で注意していく必要がある。

 

委員

 「人間力」という言葉を「多様な価値観を持ち、公共心があり、主体的思考ができる人」と定義したらどうか。

 「多様な価値観」というのは、相手を認めていくこと、「公共心」は、人のことを思うこと、「主体的思考」というのは、自分でやってよいかを判断すること。

 

委員

「あいさつ」にしても、現実は出来る人と出来ない人のギャップがある。出来る人が教えてあげるしかない。

 

議長

 「自然との共生」「地域との共存」「多様性の尊重」を実行していくと、ボタン一つでは思うようにならなくなる。「自然との共生」では、寒い冬がきてボタン一つで暖房を入れるとか、「地域との共存」では、地域で煩わしくても他者と関わり助け合う必要がある。

 この3つを教育大綱に入れていくと様々な行動にブレーキがかかっていく。今までこの3つに対する意識がなかったから、何をやっても良かった。どんなことにもこの3つの理念が効いてくる。

 

委員

 本市に住んでいたらこれは、人間として義務となる。

 

議長

 本市に住んでいるのであれば、本市で教育を受ける権利がある。障がいのある子への教育についても、本市内で教育を受けれるようにしなくてはならない。

 また、地域で看取っていくことも必要である。

 

委員

 一人ひとりが認め合って、気配りが出来れば、良いまちとなる。それを目標に作る訳だが、現実にはそのようにはいかないということを頭に入れながら努力することが大事。

 

議長

 障がいをもった子などは様々な現場にいるのだけど、会っていないとその存在を知らない。子どもたちも地域や多様性に触れずに学校と塾の往復に暮れているので、このような現場を子どもたちも学校の先生にも見てもらう必要がある。

 

教育長

 「人間力」の5つの定義は、様々な考え方があると思う。

 市長案は、網羅されていて、子どもたちにも大人にも当てはまるように書いてある。具体的なことを記載するときりがない。

 

委員

 市長案5「生涯を通じて、成長できる環境の醸成」については、人づくりではなく、まちづくりになる。後の施策に出てくるべきことではないか。ここでは、教育理念にあるように「人づくり」に特化した方が良いのでは。

 

委員

 「地域との共存」で「地域」の人々が一つの役割として、学校の中に入って支援し、子どもたちと一緒に学んでいく環境は、今後、少子高齢社会には必要となってくるのでは。先生と子どもだけでは、教育に限界が来ているのでは。

 

委員

 私が作成した資料の【地域共存】の一番下「地域・学校・家庭の価値観を共有し、多様な人々が関わりを持つ」を「多様な人々が学校を支える」としたらどうか。

 

議長

 大空小学校では、「先生は風、地域は土」であるとしていた。同じように、役所は風なのである。地域は土。よって、地域の人は自分たちでやっていかなければならない。

 

委員

 他の市町の教育大綱を見ていくと「思い」が入っていないので、似通っている。それは、委員が作っていないからである。委員が学校など様々な教育の現場に行って、意見を聞いて、この会議で話し合っている。だから、こうしたいという思いがある。自分たちが思いを込めて作ると、自分たちで評価しないといけないという責任がある。これを基に何を実行していくかが重要。

 

議長

 自然との共生についてだが、気候も自然のうちである。暑いのにクーラーを入れていいのか、人間の体温を36.6度から35.5度にしても良いのか。そういうことの是非を翻る大綱であるので、責任は重い。

 理念に「健やかで」とある。ワークライフバランスを考えていく点で、どうして、大人は17時まで働いて、子どもは塾に行かなければならないか。それについて議論していく必要がある。

 そのような議論していくための礎となる教育大綱であるため、一行か二行のシンプルなものにしたい。

 

委員

 例えば「自然との共生」は、「人は自然の一環であり、いのちの大切さを再認識し、自然との共生を重視する」とし、人は自然に対しておごってはいけないということが言えればと思う。

 

議長

 「地域との共存」は、「地域・学校・家庭の価値観を共有し、多様な人が関わりあいを持つ」でどうか。

 

委員長

 「多様性の尊重」は、何もかも自分の基準で判断してはいけないということ、他者の存在を認め合わなくてはいけないと考えている。

 

委員

 「郷土愛」というのは、「自然との共生」に入るのですか。

 

委員長

 「郷土愛」は、「地域との共存」に入るか。

 

委員

 具体的に記載してしまうとその言葉に捕らわれてすぎてしまう。

 

議長

 教育方針について1つめは、「人は自然の一環であり、いのちの大切さを再認識し、自然との共生を重視する(はかる)」。2つめは、地域の共存については「地域・学校・家庭の価値観を共有し、多様な人々が関わりを持つ」でいかかでしょうか。

 

委員

 「地域・家庭・学校」の順番にしたらどうか。

 3つめの「多様性の尊重」については、「人は多様な能力、個性、価値観を持つことを認める」というのはどうか。

 

委員

 私の案の「自らを高め、他人を認め支え合う人」と融合させてはどうか。

 

議長 

 「多様性の尊重」は重要なことである。勉強が出来ない子をたたくのではなく、どのような人も認め、褒めることができるだけの力を親も先生も地域も持つことが、このまちであればできるような気がする。

 

委員

 【地域共存】のところで「多様な価値観を共有し、人々の存在を認め合う人」という案を示した。それで「多様な価値観を共有し、他人を認め、支え合う人づくり」というのは、どうか。

 

議長

 みんなそれぞれかけがえのない存在で、大事にしていこうと思うと、「自然との共生」「地域との共存」「多様性の尊重」3つに共通していえることは「多様性」である。「自然」も「地域の人」も多様なのである。

 先生も教えなくてはいけないことがたくさんある。出来ない子をとにかく切り捨てて、早く進めなくてはいけないという現実がある。一人一人を尊重することの大切さは、様々な本に書かれているが、なかなかできていない。しかし、もうそろそろ「多様性の尊重」を念頭にいれて教育を進めていかなければならない時代がきた。

 

委員 

 生まれてきた子に感謝という気持ちがあるので「かけがえのない存在に感謝して、認め合う」という言葉を入れたい。「他者」という言葉は、あまり使わないような気がする。

 

委員

 市長案にある文章で「自分と違う他者の存在を認め、尊重しあうこと」はどうか。

多様な人が共存することを認めようということが言えるのではないか。

 「他者」という言葉を使って、つまり自分とは違う人間だということを示している。自分と価値観を共有しない人は、「他者」となり、相手を否定する言葉である。このような考え方は、よくない。

 

委員

 「多様な価値観を認め、尊重しあう人を育む」は、どうか。

 また、私の案【自然共生】の5つめの後半「多様な人々の存在を認め合い尊重する人」はどうか。

 

議長

 子どもにそういう教育をする前に先生もそのように思わなくてはならない。

 ここまで教育大綱に示しておけば、やらざるを得なくなる。

 

委員

 愛知県は、学校勤務職員のうち教職員が80%を超えている。つまり、事務専任職員がほとんどいないということになる。分業が出来ていないことになる。そこで地域の人が学校に入って、支援していけば、先生もすばらしい仕事ができるのではないか。

 

議長

 塾はどうして行くのか。学校の先生が教えれば良いのでは。

 

委員

 教科書や学校の勉強の中身を見ると、20年30年前に比べると難しくなっている。学校の限られた時間で、70点、80点とるのは難しい。その上、実態にそぐわないこともある。例えば、社会科における「ドント方式」など、大人も理解できない。

 

議長

 全員が100点とらないよう、差をつけるよう、難しくしたのでは。

 しかし2018年から大学にみんな入れるようになる。大学は必死に生き残ろうとしているのに、それなのになぜ競争する必要があるのか。せっかく子どもは世の中に産まれてきたのに朝から晩まで勉強するばかりではいけない。

 

委員 

 それでも、日本の学力は低くなってきていると言われている。

 

教育長

 生活できる力が必要。

 事務局 

 基本理念は、市長案のとおりとして、教育方針は、簡潔な表現で整理してきた。

その他「人間力」「健やかさ」「役割」「成長」については、「人間力」だけまだ決まっていない。表現については、今一度確認願いたい。

 教育理念につきましては、点(、)を事務局で整理させていただくとともに、「を根本に」を削除する。

 教育方針の教育理念に基づく3つの柱①②③に対する文章については、①「人は自然の一環にあり、自然の大切さ、いのちの尊さを再認識し、自然との共生をはかる」、②「地域・家庭・学校が価値観を共有し、多様な人が関わり合いをもつ」、③「多様な人々の存在を認め合い、尊重する人づくり」または「人を育む」というのを基本に①②③の表現をそろえる必要もあるので、事務局で整理する。

教育方針の中身の解説は、埋もれてしまう可能性があるため、その取り扱いも含め検討する。教育大綱の下にくる具体的なことは、教育振興基本計画とか生涯学習基本計画に落とし込む。

 事務局が提案した2,3,4,5については、理念の言葉の解説になっている。その取り扱いをどうするかは、時間いただいて検討する。大綱に掲載しないか、掲載するのであれば、手段やその方向性などもう少し整理してから提案する。

 

議長

 「人間力」については、どうすればよいか。

 

委員

 「人間力」は解説で良いのでは。

 

事務局

 理念の言葉の解説と、方向性や手段は補足していく。

 

委員

 理念は、決定。

 教育方針は、3つのキーワードで考えてきたが、例えばこれを2つにした方が分かりやすいということがあれば、議長に一任して、事務局と教育委員が立ち会ってまとめていくことでどうか。

 

事務局

 まとめたものについては、定例的な教育委員会において、教育委員のみなさんにもご協議いただきたい。事務局と教育委員会で最終的な詰めをさせていただきたい。必要であれば、不定期ですが、この会議を開いて合意をとっていきたい。

 

議長

 以上で本日の議題はすべて終了しました。貴重なご意見ありがとうございました。

 

 

≪当日資料≫  

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

市長公室政策秘書課 

電話:0561-56-0634(政策調整係) 

222

ファックス:0561-63-2100

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?