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更新日:2015年1月21日

平成26年度第1回長久手市文化財保護審議会

開催日時

平成26年12月12日(金曜日)午前10時から午前11時45分まで

開催場所

エコハウス多目的室

出席者氏名(敬称略)

委 員 浅井初実、井藤繁之、田中義和、野村忠志、水野退三、山村亜希
事務局 布川くらし文化部長、加藤くらし文化部次長兼生涯学習課長
    水野生涯学習課長補佐兼係長、吉田生涯学習課専門員
     

欠席者氏名(敬称略)

なし

審議の概要

⑴ 会長・副会長の選任について
⑵ 古戦場公園再整備基本構想策定について
⑶ 小牧・長久手の戦い430年記念まんが本の作成について
⑷ 古民家調査報告と保存活用について

公開・非公開の別

公開

傍聴者人数

なし

問合先

長久手市くらし文化部生涯学習課 生涯学習係
TEL0561-56-0627

会議録 

 <議事録>
1 あいさつ
布川くらし文化部長

2 議題
⑴ 会長・副会長の選任について 
推薦により会長は田中委員、副会長は野村委員に決定した。

⑵ 古戦場公園再整備基本構想策定について【資料1】
事務局より説明

委員

古戦場は、お城など目立つものが何もないところです。長久手の場合は、たまたま鉢合わせした形で始まったという、異例な戦の他にはない古戦場です。 

事務局

今回の事務局の考えについてですが、中世から近世の日本史の一連の流れの中で小牧長久手の戦いがどういう位置づけであるかを訪れた方や子供達に教えたいと思います。それがきっかけとなり歴史に興味を持ってもらえるようになればよいと思います。もう一つは、古戦場はちょうど長久手市の真ん中に位置します。市としても将来的に尾張東部丘陵の緑地の多い環境をなんとか保全し、その環境の中で訪れた方や住んでいる方に価値を感じてもらいたいという方向とも合致します。ここは、都市と農村の自然の接点であり、尾張と三河の接点でもあり、いろんな意味で接点となる場所でもあるため、そのような観点も入れて具現化できることはないかという視点で考えています。

委員

今回、再整備する場所は、古戦場公園の都市公園部分ですか。

事務局

基本構想としては、古戦場公園全体です。現在、市民ワークショップでは、都市公園部分にある資料室をどうしていくか。西駐車場をどのように活用していくか。古戦場に特化した場所とした方がよいのではないか。郷土の資料としては民俗資料や埋蔵文化財等も必要ではないかなどいろんな角度からの意見が出ています。

委員

史跡部分については、実際は整備できないのですか。

事務局

基本的には、整備することができません。

委員

現在の資料室は、狭くて入りにくいため、団体が来てもゆったりと見学できる資料館が必要です。西駐車場が博物館用地であれば、そちらに余裕のある建物を作るとよいと思います。

会長

長久手は、古戦場が小牧長久手の戦いとして、長久手の歴史的なものとなっているが、埋蔵文化財も誇るべきものがあるので、そのことも皆さんから意見をもらい考えて欲しいと思います。それから、30年代終わりから40年代始めの頃の話として、他の古戦場は、点でしか残っていないが長久手古戦場は面として残っているため、後世に残すべきではないかということを聞いたことがあります。まだ今のうちなら長久手全体で文化財を残すことを検討できるのでお願いしたいと思います。他にご意見はありますか。

委員

会長の意見に賛成です。長久手古戦場が国指定史跡であるということをその他の文化財と含めてうまく活用した方がよいと思います。国指定史跡はどこでもあるわけではなく、今新たに指定してもらおうと思うとものすごい努力が必要です。それが備わっているということは長久手の大きな特徴であり、それをもっと全面的に出す活用の仕方を考えてはどうかと思います。古戦場は一番象徴的な場所ですが、それ以外でも指定されている史跡や市の指定史跡も点在しています。そういった場所を結んだり、進軍ルートも含めてまち歩きができる構想をたて、その起点となるようなガイダンス施設、教育施設のようなものが、この場所にあるとゲートウェイとしてふさわしいのではないでしょうか。また、資料を見ますと史跡指定の一つの理由が近世以降ここが何度も踏査されてきてたくさんの碑がたっています。江戸時代から脈々と古戦場の史跡であるということが認識され、価値づけされてきたところにも国史跡であること理由があります。しかし、碑があることの重要性が十分伝わっているように思えません。この場所が江戸時代から尾張藩士や地元が大切にしてきたことも含めて表現していくような起点となる場所として活用して欲しいと思います。

委員

長久手市は、自然も史跡も残っているからまだよいです。何もしなければそのうちなくなっていきます。文化財も気づいた時にはなくなってしまうことが多いです。長久手市は、近世まで史跡が保存されていて、今すばらしいまちに生まれ変わろうとしています。愛知県内で一番住みたいまちにもなっています。新しいまちに生まれ変わろうとする時、史跡も導線の中で消えていくことが多いです。文化財が消滅していく裏には、文化財の価値観が低くなってしまっていることもあるため、行政で守っていく必要があります。

会長

他にご意見はありますか。なければ賢人会議の代表者を決めたいと思います。事務局から説明をお願いします。

事務局から説明

推薦により田中委員と井藤委員に決定した。

⑶ 「小牧・長久手の戦い」430年記念まんが本の作成について【資料2】
事務局より説明

会長

合戦400年の時に作成したまんが本はなくなったのですか。

事務局

それは、劇画本として現在も販売しています。最近では、ふるさと納税の贈呈品にもなっています。歴史好きの一般の方には好評ですが子ども達には難しい内容であるため今回まんが本を作成します。

事務局

劇画本は市制施行の時に改訂及び増刷し、PRしています。毎月売れており、根強い人気があります。

会長

劇画本は読みやすく、入門編として良いです。

委員

『りにも君!ほとぎのさとへ』のタッチだと小学校高学年には可愛すぎるように思います。高学年には、劇画タッチの方が人気が高いように思いますので劇画本を見直すのもよいのではないでしょうか。

会長

今回作成するまんが本は、小学校3、4年生が対象ですか。

事務局

初めて歴史を学ぶのが小学校6年生であるため高学年が対象です。漫画家にもそのようにお願いしてあります。

⑶ 古民家調査報告と保存活用について【資料3】
事務局より説明

会長

浅川家住宅は本当に惜しいことをしました。なくしてしまってからではなんともなりません。是非、保存を進めて欲しいと思います。

委員

昔の農家の住宅は、住んでいないとどんどん悪くなってしまいます。また、個人ではなかなか維持していくことは難しいです。住んでいないため、なんとか建物を市で保存し活用していけるよう考えて欲しいと思います。例えば、小学生に昔の生活の様子や体験ができるような活用方法も考えて欲しいと思います。建物の造りや材料のいわれについても子ども達には勉強になるので、是非とも残して欲しいです。

委員

文化財は、早く手を打たないとなくなってしまいます。なんとか保存できるように進めていけるとよいと思います。

事務局

古民家は、町史で悉皆調査されていて、今回は補足調査を行いました。加藤建夫住宅については住んでいないということと老朽化が進んでいるということで、今保存する時期であると考えています。過去に浅川家住宅が取り壊されてしまったという経緯があるため、市としては何らかの形で保存活用していきたいと考えているためご理解、ご承知いただきたいと思います。当地で保存するのか、移築するのか、活用を含めて今後検討していきたいと考えています。文化財保護審議会の委員の皆様には文化財的価値におけるご指摘をいただければと思います。

委員

このような古民家については、市内に何件残っていますか。

事務局

昭和初期までの古民家として市が把握しているのは、15件程ですが現在生活されていて、手を加えられている所が多いです。古民家で住んでいないのは、市が把握しているのは加藤建夫住宅だけです。

委員

このような建物の耐震はどうなのでしょうか。

事務局

複雑な作りであるため十分耐えられると聞いています。そのため、そのまま残っていると思わます。

委員

耐震補強などすると現状が変わってしまいますね。

事務局

そこが問題となるのですが、例えば、市が移築するとなると、耐震補強などはどうしても必要となります。

委員

古戦場公園の再整備で、例えば古民家を移築して農業関係の民具などを周りに置いて、実際体験できるような形にして、もう一つの資料館については古戦場に関する火縄銃などや埋蔵文化財などを展示をする場所とすれば予算はかかるかもしれないがよいのではないでしょうか。

委員

資料を見ると市民ワークショップの意見の中にも同じような意見が出ているようですね。新たな物を建てるより、古民家を移築して現在、小学校の片隅に置かれているような民具を置いて足助屋敷のように活用するのもよいのではないでしょうか。長久手古戦場という場所であるので、そういうものも合わせて作りあげていけるとよいと思います。今後は、隣接地に商業施設もできて、かなり人が集まる場所となります。そのような場所で、一つの場所に資料館や古民家があるということは大変よいことです。国の指定と公園をうまく使いわけていけるとよいと思います。

会長

古民家のような文化財の保存は大変であり、手に入れることも大変です。日進市の市川家住宅の場合も、活用の方法で頭を悩ましているようです。歴史や文化財に興味のない方からすると、数字で見える部分の費用対効果や入館者数などが、どうしても話題になってしまいます。古民家の場合も市が保存することになったとしても、そのような意見も出てくることもあるかと思います。文化財を守ることは大変ですが、是非、保存して欲しいと思います。

委員

文化財は、うまく活用すれば生きます。可能なかぎり保存してほしいです。

会長

他に意見はありますか。無いようですので、その他事務局からあればお願いします。

事務局

その他としては、事務局から特にありませんが、今後、文化財保護審議会で古民家を見学することも考えいますのでよろしくお願いします。

会長

それでは、進行を事務局へお返しします。

事務局

長時間に渡りありがとうございました。以上をもちまして、第1回長久手市文化財保護審議会を閉会いたします。

【会議資料】

 

 次第(PDF:17KB)

 当日配付資料その1(PDF:67KB)

 当日配付資料その2(PDF:2,023KB)

 当日配付資料その3(PDF:1,139KB)

 資料1(PDF:4,476KB)

 資料1(基本構想ポイント)(PDF:2,159KB)

 資料2(PDF:27KB)

 資料3(PDF:8,444KB)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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お問い合わせ

くらし文化部生涯学習課 

電話:0561-56-0627(生涯学習係)

ファックス:0561-62-1711(生涯学習係)

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