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更新日:2015年8月26日

第3回長久手未来まちづくり懇話会

開催日時

平成27年3月30日(月) 午後2時から4時まで

開催場所

市役所西庁舎3階研修室

出席者氏名(敬称略)

植松 良太 委員
大庭 卓也 委員
加藤 義郎 委員
川合 保生 委員
久保田 健一 委員
小林 英雄 委員
近藤 鋭雄 委員
佐藤 啓二 委員
下﨑 一洋 委員
髙栁 友子 委員
谷沢 明 委員
細川 修 委員
望月 彰 委員
市長 吉田 一平
(コーディネーター)
井澤 知旦 氏
(長久手市)
副市長 鈴木 孝美
参事  桑原 良隆
(事務局)市長公室長  鈴木 裕
     政策秘書課長 日比野 裕行
     同課長補佐  嵯峨 寛子
     同係長    浅井 紳一郎
     同主事    寺島 卓哉

欠席者氏名(敬称略)

なし

審議の概要

テーマ設定

公開・非公開の別

公開

傍聴者人数

3人

問合先

政策秘書課政策調整係 56-0634

会議録

1 市長あいさつ

 現在、新しい保育園の建設に向けて検討を進めている。木造にして子ども達が親からなるべく見えないようにし、木に囲まれ、災害時には住民が集まって食事も作れるような拠点としての機能も考えている。「親のための保育園」でなく「子どもが楽しめる保育園」の視点で考えたらどうかと話をしている。
部署としても緑の関係の都市計画課、防災の関係でいえば安心安全課、お年寄りに関わってもらおうと思えば長寿課などいろんな部署が関わるのは本市では前例がないと思う。管理者や保護者の立場だけで考えるのではなく、保育園であれば子ども、高齢者施設であればお年寄りと、実際に使う人の立場で今後は考えるべきだと思う。私たちも経験がないが、設計者やコンサルタントも同様に経験がないと思う。
今回は若者座談会や中学校の作文の結果をまとめたので、こうした意見も参考にして忌憚なきご意見をいただきたい。

2 議題 「テーマ設定」
資料に基づき、事務局から説明後意見交換

委員

若者座談会や中学校の作文の結果をみると、どこかに特化しているというより多岐にわたって情報が出てきたと思う。一点、中学生のアンケートについて、住みたいと思う生徒と住みたくないという生徒別にクロスさせてどういうニーズがあるかがわかればよい。
若者座談会の結果については、キャッチフレーズがいいと思った。「街(自体)を育む」という視点がよい。「顔が見える街」という意見があったが、社会福祉の分野でサービスを行う際に「顔の見える関係」ということがよく言われる。ソーシャルワーカーと当事者、支援する人と当事者など。行政でいえば教育委員会と福祉課など1つの部署で対応できない課題が今後増えてくると思われるので、この部署のこの職員に頼めば安心だ、などというように「顔の見える関係」をどのように行政が築いていくかという点でも重要になってくると思う。

委員

若者座談会について、どういう方法で若者を抽出して誰がファシリテーターとなって進行したか、何分くらい議論したかなど、作文については誰を対象に、作文を書いた時間はいつか、どのくらいの文字数か、アンケートの質問など、具体的な方法を教えていただきたい。アンケートは質問用紙があれば見せていただきたければ早いと思う。

事務局

若者座談会は、市と関わりがあった団体などから人選した。成人式の実行委員、若手の市民と職員が一緒にまちづくりの課題を考える「なでラボ」の参加者、田園バレー基本計画ワークショップの参加者、子ども子育て支援計画の策定部会の参加者などから選ばせていただいた。さらにはこの懇話会にも参加いただいている商工会と農協、そしてJCから推薦していただいた方が参加した。2時間話し合っていただいたテーマは参考資料にもあるように①今の長久手で充足・欠落しているもの、②35年後の長久手での暮らし、③キャッチフレーズと3つのテーマについて議論していただいた。進行は井澤コーディネーターにお願いした。
中学生の作文は、市内中学2年生に授業中に400字詰め原稿2~3枚書いていただいた。長久手中学校で独自にとっていただいたアンケートは、調査票は用意していないが、資料にある設問が全てで、項目を考えられたのは先生です。

委員

若者座談会に参加した人が、長久手のまちづくりに関心がある人ということはわかったので、どういう人かがわかる記述がされていると、意見が生きてくると思う。
中学生については、自分が15歳の時に将来長久手に住みたいかなど答えられなかったと思うので、あまり意味がある回答があるとは思えない。どういうふうに聞いたかにより意味が変わってくると思う。むしろ、先生として、教育委員会としてどう受け止めたかがわかるとよい。例えば、世界遺産でもない限り中学生達は歴史・文化に興味がないだろうし、レジャー施設が少ないのは住む所だから当たり前であろう。いずれにしても、結果を中学生にフィードバックをした方がよい。なんでそういう回答をしたかを大人が掘り下げていき、中学生にとって作文を書いたことが意味のあるものになるとよい。

コーディネーター

中学生の作文で、福祉が3割と案外多いのは気になった。3世代で住んでいる中学生が多いからなど、背景がわかるとよい。また、都市部と調整区域ではあがってくる項目が多少違ってくるのも興味深い。子育てや歴史が少ないのは、それが問題だとみるか、中学生だから当たり前とみるか意見が分かれるところだろう。

委員

若者座談会にて、コンパクトシティというキーワードが出た背景は何だったのか。何を考えてこのキーワードを出したかにより、考えていく事が全然違ってくると思う。

コーディネーター

我々のまちづくりや都市計画では流行のキーワードで、今までの人口増加が進んだ社会では郊外に人が貼りつき密度が薄くなっていったが、今では公共インフラなどが維持できず高齢者も増えるので街の中心部や鉄道駅周辺に移り住み、歩いて暮らせるまちづくりを目指すという専門的な用語である。それが一般の市民から出てきたので、そこまでテーマが広がったのかと思った。

事務局

コンパクトシティという発言をされたのは30代女性で、子ども子育て支援計画の策定に関わっているファミリーサポートのメンバーである。世代間の交流を地域でやっていきたいとの思いが強く、やりたいことを地域でできる仕組みが必要だと思ってみえる方である。顔が見えるまちづくりをやっていけたら、という思いからコンパクトシティというキーワードを言われたと思う。

委員

同じコンパクトシティという言葉でも、井澤先生が言われるような専門的な視点からの考え方と、この方が考えているように「顔の見えるまちづくり」とでは視点が違う。象徴的なキーワードだけ出されると解釈が変わってしまうおそれがある。コンパクトシティという言葉は、座談会で主流を占めたのか。

コーディネーター

コンパクトシティを発言されたのはその方1人だけである。

委員

模範解答的な意見が多い中、面白いと思った意見が2つある。若者座談会で出た意見の35年後の暮らしについて「発展しすぎない街」、将来のキャッチフレーズで「変わる所と変わらない所のある街」について、どんな文脈で出てきたか知りたい。また、総括として出された「ブランド」というものを、参加者の方はどのように受け止めていたか知りたい。

事務局

「発展しすぎない街」は、長久手で遊ぶ場所としてボーリング場などがあるとよいという意見がある中、20代の女性から、ボーリング場は市外に行けばよいし、遊びに行くなら名古屋市に出ればいいので、長久手は、落ち着いた街であってほしい。発展しすぎると防犯的にも良くなく、住みにくくなるのであれば、発展しすぎないほうが良いという意味合いだった。
「変わる所と変わらない所のある街」は、30代のJCの男性が発言されて、その方は市街化区域と調整区域の境界くらいに住んでいて、西側は住宅街、東側は田園地帯が見え、という両方にいいところがあると思うので、両面維持した方がいいという意味合いだった。
人がブランドというのはコーディネーターの発言である。

コーディネーター

2回までの懇話会で人に注目された議論がされていたので、長久手に住む人自体が自慢になるまち「長久手人(びと)」ともいうべき人が輝くまちに、人がブランドになるまちを目指せばいいのではないかという整理をさせていただいた。
また、先ほどから言葉の背景についてご指摘があったが、この資料は整理しすぎで、個人情報に配慮しながら議論してきた項目をそのままお渡しした方がよかったのかもしれない。検討させていただきたい。

委員

若者座談会の結果の中で、充足しているものとしてライフラインという言葉があったが、どういうものを対象としていたかをもう少し説明していただきたい。

事務局

30代の男性の方で、万博を契機に長久手ICや名古屋・瀬戸道路など会場周辺の道路整備が進み、リニモという軌道系の公共交通が初めてできた。下水道の整備も加速化した。そのあたりが考えられる。
一方で公共交通が不便というのは、N―バスの本数が少なく南北、東西間の行き来がしにくい、という意見であった。

コーディネーター

特に南北の行き来が不便で、北にある住まいから南にある大学へ通いにくいと学生から意見が出ていた。

委員

資料は素晴らしい整理がされているが、たくさんある意見をどこまで拾うのかは一考の余地ありだと思う。例えば、公共交通は若い人やお年寄りは不便かもしれないが、我々はマイカーがあるので長久手は快適に住めると思うし、あまり取り上げる必要はないという個人的な思いがある。長久手で人口が増え、今も増え続けているのは長久手での生活が便利だからだと思う。
小牧・長久手の戦いという歴史があるのに関心が少ないのは意外で、学校であまり教えていないのかとも思った。我々の子どもの頃、社会は古い時代から江戸時代まで学び、現代史は時間が無くなって学んでいなかった。今の子たちには反対に新しい時代から古いほうへとさかのぼるというように学び方をひっくり返してもおもしろいと思ったこともあるが、そういうことでもしない限り歴史に関心がないという結果に表れてしまうのかもしれない。
最終的には財政の問題が出てくるので、35年後にハードを強化するのかソフトを強化するのかという話題に必ずなると思う。それをバランスよく生活した人達が、長久手市はブランドという体系をもった人間がいることに行きつくと思う。ブランドという言葉も議論の仕方で捉え方も変わってくると思う。

コーディネーター

35年後に長久手の何がブランドになると思うか。

委員

瞬発的に何かを導き出すのは無理だと思う。例えば35年後になった時に、長久手で住んだ人、関係した人は最先端の場所にいるとか視点が深い、鋭いなどというようになると良い。子どもを育てるのに長久手の小学校や中学校で、教育を経験させてやりたいというようになれば、長い年月の中で真似のできない街になっていくと思う。

コーディネーター

ダジャレ的なテーマでいうと春日井市なら「子は鎹(かすがい)」というが、「子育ては長久手」と言えるようになれば。

委員

親にとっての住みよい街は良く語られるが、教育の立場からすれば子どもにとっての住みやすい街という視点が重要だと思う。だから、公共交通が不便だという子どもの意見を重視しなくてよいという意見には賛同できない。地域に誇りを持つには、小さいときからの暮らしが積み重なって形成されると思う。
歴史の問題は、例えば小牧長久手の合戦が1500何年(1584年)に起こったというような歴史の一事実だけを歴史遺産として語るのか、それとも長久手の合戦も含めて、ここがどのように歴史を積み重ねて今の暮らしにたどり着いているのかを考えても違うと思う。そうした積み重ねをどのように子ども達に伝えていくかは学校教育として受け止めるべきだと思う。

コーディネーター

歴史保全だと漠然としているが、史跡、祭り、郷土史、歴史資料館、芸術文化など具体的な事を作文に書いている。とりわけ史跡の保全と祭りの保全を書いた学生が多く、単純に小牧長久手の合戦が何年とかいう話ではないと思う。

委員

中学生にせっかく聞いた課題に大人が回答することが絶対に大事で、このままフィードバックしないと聞いたまんまで終わりになる。公共交通を充実させようとしたらお父さんやお母さんが支払っている税金をもっとつぎ込むことになるし、ボーリング場を作ったらよそからたくさんの人がきて生活に影響を及ぼすなど、長久手の大人が子ども達に回答してあげることが重要である。人づくりは「何で」という問いに答えてあげること、言ってみれば面倒くさい人がたくさんいる街を目指すとも言える。私たち委員も含めて、一人ひとりにフィードバックができるようにしたいと思う。

委員

異端な解釈かもしれないが、歴史や伝統の捉え方について、伝統は昔からの暮らしや文化を全く変えずに受け継いでいくことだと世間の人は思うであろうが、むしろ過去をふまえて変えていくエネルギーになることが伝統の力だと思う。歴史や文化を踏まえつつ、変わるところと変わらないところを見極める力が大事だと思う。
ブランドについて、バッグなどは素材がいい、何10年も持つことがブランドの条件かというとそうではなく、コピー商品が出ない限りはブランドと言えないと思う。
まちづくりの実践例として、大分県日田市の大山町は何もない所から取り組んで「梅のまち」として知られている。新しい農業をやって130品目くらいを作っており、朝採れたものを5つの直販所へ持って売っている。そこでは、自分のまちの名前のラベルを貼ることで2割高く売れる。そのまちの信用につながっている。ブランドを考える上での参考になる。

委員

今回はこれまでアンケートの回答の本質まで議論されているが、個人的にはアンケートの結果を単純に受け止め、我々が考えていることと大差はないという印象を持った。 藤が丘に近い都市型のエリアと調整区域・田園地域のエリアと両方を持つのが長久手の大きな特徴で、中学生や20~30代が自然を残すこと、世代間の交流が大事だと考えているならば、大人たちがサポートしてあげる必要があると思った。35年後は高齢者がたくさんいるということが予想され、コミュニケーションが活発になるのが大事だと思う。
シビック・プライドではないが、具体的な取り組みはすぐには思いつかないものの、まちを自慢できることが1つでもあればよい。ただし、現状をみると小牧・長久手の戦いがブランドにはなりにくい気がするし、モリコロパークもあまり知られていなくてもったいない。そういうことから、世代間が交流でき長久手が自慢できるイベントということを前回申し上げた。若い街のうちから準備をし、35年後の若い世代が輝けるよう我々大人が今から一生懸命考えるべきだと思う。
イベントというと矮小化してしまうかもしれない。長久手の場合はいい自然を持っているので、自然を活かしたものなど考えられる。モリコロパークにはサイクリングロードがあるので自転車にスポットをあてて「ポタリングの長久手」とか、「ハイキングの長久手」「ジョギングの長久手」などいろいろあると思うが、単純なキーワードに収斂していくと市全体、地区レベルでもできるのではないか。

委員

今回配布された素材は現実的と思って眺めていた。 これまで議論されてきたように、長久手のいいところは自然とまちがコンパクトにまとまっている、住みたい人が入ってきている、若者が多いという点だと思う。この懇話会は「長久手って何?」というブランド構築の場だと思う。自然や人を活かす、世代間・地域間のコミュニケーションというのが必要であれば徹底的に取り組むべきだし、35年後に超高齢社会になった時でも子どもや大学生などを一定程度惹きつける、それをどこまで売り込むかが議論になる。それで方向性を定めればいいのではないか。
公共交通が不便、便利というのは、どんな人の視点に立つかでも変わってくる。不便と感じているのは中に住んでいる人で、外の人は便利と思っているのではないか。

委員

今、区画整理事業が市内3カ所で行われており行政がある程度将来を想定しながら開発をしていると思うが、東側では、イケアが来る区画整理区域の1km程離れたところで戸建320戸の民間開発がされた。越してきた人が言われるのが、県道田籾名古屋線がただでさえ混雑しているので、我々はどうなるんだと。そういう時に道路整備、下水道整備などどうなるのであろうか。以前から住んでいる人は納得してすむだろうが、新しく越してくる人がいろいろ言ってくるのではないか。
JCの例をあげると、JCでは、長久手、日進、みよし、東郷の4自治体で名古屋の市街化の波の防波堤になるべきだろうと、100年森を死守すれば次の世代の人達はその恩恵を受けられるだろうと「100年森構想」を打ち出した。(開発をとめるため)行政の力で網(規制)をかけるくらいのことはできるのではないか。

コーディネーター

若者懇談会で、JCメンバーがこのままだと長久手市から誰もいなくなるので、市の中で仕事をする人を増やして会員になってもらわなければならないという意見があった。

委員

JC、ライオンズクラブもボランティアの形の組織は苦しんでいてメンバーが激減している。そういうところに入っていただいて意見をいただければありがたい。

委員

今、JCは100年の森委員会を組織して議論を続けている。

委員

若者座談会の意見で「発展しすぎない街」「自然を残す」というのが、今住んでいる人の意見として気になった。人口が増えると自然が開発され建物に代わるので風景が様変わりする。でも今の若い人達はそれを望んでいないと見ることができる。市の財政の状況も踏まえ、人口が増える事を是とするか否とするか、開発が本当に必要かを見極める必要があると思う。
住みやすい街という脚光を浴びる部分とその裏側に潜むリスクは背中合わせだと思うので、両方を見る必要がある。

コーディネーター

都市的土地利用が増えると自然が減っていくというトレードオフの関係にあるが、削られた所に緑を増やしていくということについてどう思われるか。

委員

トレードオフの関係の中で、代替手段が見つかりみなさんが合意できればいいと思う。

委員

若者座談会、中学生でも意見で少ない少子化対策について、特に20~30代から意見が出てきていないのが気になった。
働く場所の確保も出てきてもいいのかと思った。農業は趣味としても生業としても関わりが考えられ、生業を少し考えるべきと思った。
道路環境について、交通安全対策か道路整備かわからないがみなさん幹線道路からわき道に入るので、その対策が必要だと思う。

コーディネーター

農業について、生業としてやりたいという意見を持っていた。
長久手に住みながら、そこでも働いてというニーズが何人かいた。
少子化は、若い人はリアリティがなく、お子様を連れて参加された方は既に子育て対策をやってみえるので35年後を見た時にあえてテーマにしなかったのかもしれない。

委員

行政に対して若者が語れる場があることは素晴らしい事。これをきっかけに取り組みを大きく広げることが大切。我々が若いころにこんな機会はなかった。行政にとっても若者にとってもいい。
素晴らしい長久手ではあるが、コンペチターになる都市(県内、国内)を具体的にあってもよいと思う。

コーディネーター

住民の方に説明する時には、このまちを参考にという視点であればよいと思う。長久手の場合は、目標にされる都市を目指すのだと思う。

委員

小牧長久手の戦が有名ではあるが歴史をどう継承しようかというと、このまちに郷土資料館がない。資料は長久手小学校のプレハブ倉庫の中にあり、それを展示できる形にするべきで、それがあることで子ども達が学ぶ機会につながる。
資料に出てくる「若者が遊べる場」とは具体的にどういうことか。35年後の若者の遊びも今と変わってくると思う。

事務局

20代から多く意見が出て、映画館とボーリング場がほとんどだった。

委員

今は飲まない学生も増えたかもしれないが、飲み屋街があれば流行るのではないかと思う。

コーディネーター

前回の話の中で、商業に対する整理がないという指摘があった。35年後の商業空間はどうなっているのか。

委員

ネットが流行り出して15年、商業分野はこの5年で変わってきており、ネットで注文してコンビニで受け取るという人も増えている。一方、事業者にしてみれば物流のコストが下がらない限りネット通販を手掛けるメリットがなく止めた事業者もたくさんいる。コスト的に合わない。今が最も激しい進化をしていると思う。
商業分野の昔との変化はほかにもあり、昔は大型量販店では衣料が35%を示し花形だった。今でも何でもありグレード的にはいいものを売っているが、消費者が着たいと思うのは価格を抑えたファストファッションブランドである。35年後の商業は良くわからないが、こういう変化をしてきている。
一方、今日のテーマで語られてないのは消費者教育である。こうしたことは年齢が低い時にやらないと意味がない。消費者教育の第1章を万引きくらいから始めて、あなたがたった100円の品を万引きしただけでお父さんが給料もらえなくなるところから始め、モノを買うとはどういうことか。世の中に出ていく時の第一歩はモノを買いましょう、体の不自由な方が社会復帰をする時に小売業に来るなど、そういうのがなくさみしいと思った。
今から具体的にどうするかという話が進むと思うが、この場の人達はあんこの中にイチゴが入っている食べ物は売れないと思っただろうが、それが当たり前に売れている時代である。持っている財産をコラボする視点がないとお金がかかってしまう。例えば、小学生が大学に自由に入っていけるのか、私の住む町では大学が市からお金をもらったため学内の図書館と食堂は市民に開放している。図書館は無料で会員になれて市民が借りられる。長久手の小学校でも空き教室があれば高齢者に貸せば、自然と子どもと高齢者が交流するのではないか。既存のモノを使いながら取り組めばいいのではないか。キャベツの作り方を学校で教えればいいのではないか。
ただ、最後には必ず自治体との連携が必要となるので、そこは考えていただきたい。

コーディネーター

今日はみなさんに材料を出していただいたので、次回にもう一度議論をして柱を立てていきたい。今日の時点では、以下のように整理できると思う。  

①考える市民、行動する市民が育ちつながってまちづくりができていくイメージ。シビック・プライドという言葉が出たが、当事者意識を持たないと始まらない。世代、地域を超えてつながる。
歴史や伝統文化は地域の個性であり、きちんと継承していくものを継承する。生涯を通じて学び合える場を作る。  
②資源を活かして、場合によっては資源、緑などを増やしてまちづくりを進める場をつくる。エコでコンパクトなまちをつくる、大学を機能だけでなく施設も資源として活かしていく。公共交通も含めて足をどう確保するか。
③長久手はいいところで、あったかい街。若者から「あったかい」というキーワードがよく出てきた。ホームタウンというか出ていっても、あたたかく受け入れてくれる長久手。
④あまり議論は出ていなかったが、働く場所をどうつくるか。チャレンジ文化を育てていく。出てきた夢をみんなで育てたり支えていく。

これらに通底・共通するテーマとして「健康」「教育」「文化」が入っており、これらを実現するための行動として「新しいイベント」や「大学との連携」があげられる。
次回4月17日に今日の議論の続きをさせていただきたい。

委員

人を育てるという点で、自分のまちへの思いを幼い時から出させるのはいい取り組みであり、考えたことを市長に答申させるのもイベント的な要素がある。例えばゴミのポイ捨てが多いと書いた子は、ゴミのポイ捨てをしにくくなる。ぜひ続けていただきたい。こういう成果が目に見えにくい小さな積み重ねが重要だと思う。

市長

夏休みに、子ども達に出てきてもらってみなさん方に聞いていただく機会を設けられないかを検討している。時間をつくるので、ぜひご協力いただきたい。
住みよさランキングは全国4番目であるが、快適の中につながりや絆が入るのは難しいと。子ども達の意見を聞かなくてはならないし、住民がわいわい意見を言うし、時間がかかってなかなか物事が決まらない、やらされている感があるかもしれないが、「煩わしい」まちにしていくべきだと思う。煩わしい中につながりが出てくるのではないか。
広報で市が発信するだけでなく、意見を拾いに行ってくれるような人が育つなど「煩わしい」活動が増えていくとよい。

3 副市長あいさつ

去る3月23日に環境課の電話が朝から鳴りっぱなしだった。中日新聞のトップに、市営墓園の樹木葬が取り上げられ、名古屋市など市外から多く問合せがあった。これほど反響があるとは思わず、葬儀のしかたが変わってきたと思う。市にとっては深刻な話だが、まちづくりの中で重要なキーワードの一つになると思う。
発想豊かなアイデアが出てくることでブラッシュアップしていけると思う。今後もよろしくお願いします。

<当日資料>
次第(PDF:70KB)
第3回資料(PDF:569KB)

 

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お問い合わせ

市長公室総合政策課 

電話:0561-56-0634(政策調整係) 

222

ファックス:0561-63-2100

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